B2福岡、昇格1年目で西地区制覇 5月12、13日、昇格懸け本拠地でPO

B2西地区優勝を決めて喜ぶ福岡の選手ら
B2西地区優勝を決めて喜ぶ福岡の選手ら
写真を見る

 バスケットボール男子のBリーグ2部(B2)、西地区首位のライジングゼファー福岡は21日、北九州市立総合体育館で同2位の熊本ヴォルターズを82-72で下し、昇格1年目で西地区優勝を果たした。九州ダービーを制した福岡は通算45勝9敗。残り6戦全敗でも37勝17敗の熊本を下回る可能性がなくなった。

 福岡は1部(B1)昇格を懸けたB2プレーオフ準決勝の本拠地開催も決定。5月12、13日に福岡市民体育館で中地区1位かワイルドカード(3地区の各2位のうち勝率最上位)のチームと対戦する。

■熊本に82-72

 福岡の選手たちが地区王者に与えられるプレートを高々と掲げた。ホームでライバル熊本に競り勝ち、昇格1年目でのV。「通過点だけど、一つの結果が出せた。地元でプレーできるだけでも幸せなのに、最高です」。北九州市出身の山下主将は笑顔を輝かせた。

 第4クオーターの残り3分を切っても1点を争う大激戦。決め手になったのは両チーム最多の28点を挙げたジェイコブセンだった。73-72から守備で相手のチャージングを誘うと、その後の攻撃では3点シュートに成功。続く守備で再びチャージングを誘い、決定的な流れを生んだ。

 「きょうはたまたま僕が多く点を取っただけ。うちのチームは誰もがチームのために活躍できるし、助け合う心が化学反応を生んでいるんだ」。“助っ人”のジェイコブセンも脇役を強調するほど、今季の福岡はチームプレーに徹した。

 3部(B3)だった昨季は小林とペッパーズ頼みのチームだったが、今季就任した河合ヘッドコーチ(HC)が相手の分析と対策に練習時間を費やし、サインプレーも増加。どこからでも点が取れる攻撃的なチームをつくり上げた。小林が昨年10月に左上腕部を骨折して約5カ月間離脱したものの、チームは同一カードで一度も連敗しないまま優勝。この日は9選手が得点し、指揮官は「本当に、選手たちが何をすべきか分かっている」と目を細めた。

 チームの最大目標はB1昇格。山下主将はすぐに表情を引き締めた。「本当の勝負はプレーオフ。B2で年間優勝を決めて昇格する」。勝利の余韻に浸らず、プレーオフでも一気に頂点まで上り詰める。 (末継智章)

    ◇      ◇

■9人の熊本終盤力尽く

 熊本は選手層の薄さが最後に響いた。日本代表候補の中西をけがで欠き、ベンチ入りしたエースのウッドベリーも満足にプレーできない状態。出場選手9人で臨んだが最終盤で力尽きた。もっともワイルドカードでのプレーオフ(PO)出場は濃厚で、2人ともPOに向けて調整中だ。保田ヘッドコーチは「タフな中で集中した選手を心から誇りに思う。選手が戻ってくれば勝てる自信しかない」と前を向いた。

=2018/04/22付 西日本スポーツ=

西日本新聞のイチオシ [PR]

ソフトバンクホークス選手の写真販売中!

西日本新聞のイチオシ [PR]