延岡学園、インターハイ辞退 バスケ審判殴打問題 監督解任、留学生は自主退学

選手が審判員を殴打した問題で、謝罪する延岡学園高の佐藤則夫校長(左)ら
選手が審判員を殴打した問題で、謝罪する延岡学園高の佐藤則夫校長(左)ら
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 延岡学園高(宮崎)は23日、全九州高校バスケットボール大会男子準決勝で留学生選手(15)が男性審判員を殴打した問題で記者会見し、8月の全国高校総体出場を辞退すると発表した。

 留学生は自主退学とし、月内にも帰国させる。男子バスケットボール部の川添裕司監督は解任した上で、教員として無期限の停職処分とした。また佐々木雅彦理事長と佐藤則夫校長、佐々木博之教頭は7月から3カ月の減給とした。

 同部は3カ月間、対外試合を自粛する。同校は20日、処分内容を部員と保護者に説明。留学生は川添監督に泣きながら抱きつき、佐藤校長の前にひざまずいて手を合わせ「すいません」と謝罪したという。自粛していた練習は24日に再開予定。

 同校によると、アフリカから来日した留学生は5月末からホームシックにかかり、帰国を望んでいた。佐藤校長は「(現在在籍している)留学生と意思疎通できる外国語教師の採用など、受け入れ態勢の在り方を検討している。今後の(留学生の)受け入れは白紙」と説明。12月の全国高校選手権(ウインターカップ)について「3年生にとって最後の全国大会。チャレンジさせてあげたい」と求め、日本バスケットボール協会に判断を仰ぐという。審判員に処罰感情はなく、被害届を出さない意向。

 同校には留学生に対する危害の予告、人種差別的な内容の電話やメール、はがきが多数寄せられている。インターネットでも留学生の顔写真が拡散しており、同校は宮崎県警に相談したという。 (古川剛光)

=2018/06/24付 西日本スポーツ=

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