オーパーツ福岡SUNSが大会2連覇 アメフット社会人西日本ジュニアT X1昇格見据え、布石着々と

第1Q、最初の攻撃シリーズでWR吉田へパスを投じるオーパーツ福岡SUNSのQB前田(左)。タッチダウンパスを決めて先制した
第1Q、最初の攻撃シリーズでWR吉田へパスを投じるオーパーツ福岡SUNSのQB前田(左)。タッチダウンパスを決めて先制した
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優勝に笑顔のオーパーツ福岡SUNSの選手たち
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 快勝V2! アメリカンフットボールの西日本社会人選手権ジュニアトーナメント決勝が1日、大阪府吹田市のエキスポフラッシュフィールドで行われ、創部2年目で今年Xリーグ2部(X2)に昇格したオーパーツ福岡SUNSが34-7でゴールデンファイターズ(X2)を破り、大会2連覇を飾った。MVPにはオーパーツ福岡SUNSのQBの前田寛二(26)=立命大出身=が選ばれた。

■第1SからTD

 試合開始直後のファーストシリーズだった。全12プレーを費やした62ヤードの攻撃。最後はタッチダウン(TD)パスで完結させた前田が振り返る。「最初の攻撃でTDにつなげられて、いけると思った」。22回投げたパスでの獲得ヤードは192ヤード。計13本決め、TDパスも3本ヒットさせた。空中戦で相手を圧倒。2年連続でMVPも獲得した。

 オーパーツ福岡SUNSの攻撃はショットガン隊形がメインだ。攻撃ラインからQB前田が5~7ヤード後ろにセットして、パスの受け手であるレシーバー陣が“散弾銃”のようにいろんな方向に散らばり、QBがパスを決めていく。ただこの日は、QBが攻撃ラインのすぐ後ろにセットし、その背後にRBが立つI隊形も併用した。これはショットガンに比べてランプレーに適した隊形だ。第3クオーター(Q)には、このI隊形からランプレーをすると見せかけた上でWR岩永悠暉(23)=西南大出身=へ43ヤードのTDパスを通した。

 「Iのときは相手にもランと思われている。秋へ向け、ランのフェイクを入れたパスを増やしていきたい」と前田が意図を明かす。相手のゴールデンファイターズは同じX2西地区で中位の実力を持つチーム。今秋の対戦を見据えた“まき餌”の意味合いもあった。

 昨年はX3を制覇。今年もX2で優勝、1年でX1への昇格を決めることが最大の目標だ。「X2で戦うためのいいイメージができた」。自らもFGを2本決めるなどキックで10点を稼いだ吉野至代表(29)=関大出身=も“収穫の秋”へ自信をみなぎらせた。 (喜瀬雅則)

◆X1への道

 X2は計3地区(各6チーム)あり、西地区に所属するオーパーツ福岡SUNSは今秋のリーグ戦で優勝し、X1西地区の最下位チームとの入れ替え戦に勝たなければいけない。オーパーツ福岡SUNSは今年4月、X1西地区の強豪エレコム神戸と「Xリーグ交流戦」を行い、14-38で敗れた。

=2018/07/02付 西日本スポーツ=

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