長崎南山快勝発進 全国高校ラグビー

【長崎南山-新潟工】前半22分、相手ゴール前のモールから抜け出した竹ノ内が飛び込みトライを決める
【長崎南山-新潟工】前半22分、相手ゴール前のモールから抜け出した竹ノ内が飛び込みトライを決める
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 第97回全国高校ラグビー大会は27日、大阪・花園ラグビー場で開幕した。2013年度以来、4大会ぶり出場の長崎南山は新潟工を29-5で破った。先制されたが、SH竹ノ内駿太(3年)が3トライを奪う活躍で、逆転勝利を収めた。鹿児島実は函館ラサール(南北海道)に38-12で勝利。高鍋(宮崎)は国学院栃木に15-24で逆転負けを喫した。きょう28日は残りの1回戦11試合がある。連覇を狙う東福岡や、今春の選抜大会を制した桐蔭学園(神奈川)などのシード校は30日の2回戦から登場する。決勝は来年1月8日。

■次戦強豪目黒学院

 喜びは控えめだった。長崎南山のSH竹ノ内は同点トライを含め、3トライ。初戦突破の大きな原動力となった。「まずは初戦突破してうれしい。だけど、まだまだミスが多い。修正しないと」と早速気を引き締めた。

 試合開始から攻めあぐねた。前半18分に先制され、すぐに逆転したが、いまひとつリズムに乗れない。ただ、相手の脚が止まりだしたのを見て、ハーフタイムに「散らしていこう」と城野昌和監督が指示。外に大きくボールを動かしてフェイスを重ねた後、内側の空いたスペースを竹ノ内らバックス陣が突き、一気にゲインを切ってトライにつなげた。

■体力も精神も強化

 チームは実戦に向けて70分間フルに体をぶつける練習を重ねた。練習中の移動もジョグで足は止めない。その練習後に走り込みを実施する日も設け、徹底的にフィジカルとフィットネスを上げた。「本番に向けて(コンディションを)上げていくため」(竹ノ内)と、県大会決勝の3日前にも実施。決勝では、花園に16度出場し、準優勝経験もある長崎北陽台を24-15で破った。

 体力とともに自信もついた。花園初戦、モールを押し込まれて先制されても動じず、逆転。「トレーニングでメンタルも強くなった」と城野監督は目を細める。

 2回戦の相手は強力留学生を擁し、過去優勝5度を誇る強豪のBシードの目黒学院(東京第1)だ。長崎南山の本年度の目標は「ベスト8」。その理由を竹ノ内は「新チームの最初のミーティングで『超えそうで超えられてない目標』を設定したから」という。過去最高成績は2009、13年度の3回戦進出。まずは目標への挑戦権を手に入れる。 (米村勇飛)

=2017/12/28付 西日本スポーツ=

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