東福岡14連覇 県大会からトライ許さず/全九州高校ラグビー新人大会

大会14連覇を達成した東福岡
大会14連覇を達成した東福岡
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前半21分、ラックから持ち出してトライを決める東福岡の服部
前半21分、ラックから持ち出してトライを決める東福岡の服部
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ノーサイド間際に相手反則で佐賀工のトライを阻止して喜ぶ東福岡の選手
ノーサイド間際に相手反則で佐賀工のトライを阻止して喜ぶ東福岡の選手
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 ラグビーの第41回木元杯全九州高校新人大会は最終日の20日、長崎市の長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場で決勝、3位、5位決定戦を行い、本年度の全国高校ラグビー4強の東福岡が佐賀工を71-3で破り、大会14連覇を達成した。PGで今大会初失点したが、福岡県大会初戦からの全7試合で相手をノートライに封じる堅守を見せつけた。3位決定戦は長崎北陽台が大分舞鶴に43-19、5位決定戦は高鍋(宮崎)が大分東明に49-14でそれぞれ勝った。今大会の上位5校は全国高校選抜大会(3月29日開幕、埼玉・熊谷ラグビー場)に出場する。

■花園Vへの通過点

 東福岡の最後の試練はノーサイド間際の攻防だった。自陣ゴールライン手前まで攻め込んだ佐賀工を必死に食い止める。モールでゴールラインを突破しようとする相手を抑えること約5分。最後は相手の反則を告げるホイッスルが鳴った。71-3の圧勝で14連覇だ。

 福岡県大会初戦から7試合、ノートライに抑えての優勝だ。今回は得点より失点にこだわり、無失点での優勝を目標に掲げた。決勝ではPGで大会初失点を喫し、フランカー永嶋仁主将(2年)からは「3点は反則で与えてしまった。プレーの精度を上げたい」と、まず反省の言葉が出た。それでもトライは許さず「ゴール前まで攻めこまれても粘れる強さが出せて、自信にはなった」と手応えも強調した。

 失点へのこだわりには理由がある。年末年始の花園では準決勝で桐蔭学園(神奈川)に点の取り合いの末、38-46で敗れた。藤田雄一郎監督は「桐蔭学園とはディフェンスに差があった。優勝した大阪桐蔭とはタックル力が違った。0点に抑えれば負けることはない」と守備の重要性を痛感。新チームがスタートしてからは、毎日タックルとその後のブレークダウン(ボール争奪戦)の練習を繰り返した。「1対1のタックルを練習時間の3分の1ぐらい費やしてやってきた」と永嶋は地道な練習の成果を感じている。

 今年はチーム全体の意思疎通をはかるため、永嶋とCTB広瀬雄也(2年)の2人が主将となりチームをまとめる。全ては次の花園で頂点を取るため。3大会ぶりの優勝が懸かる全国選抜大会も通過点にすぎない。「日本一を取ってやろうと思っています。やるべきことをしっかりやっていくだけ」という永嶋の言葉がチーム全員の決意だ。 (前田泰子)

=2019/02/21付 西日本スポーツ=

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