悪夢6分間、後半43分先制から逆転負け 豊田3戦連発実らず サガン鳥栖

後半ロスタイム、磐田・ムサエフに勝ち越しゴールを決められ、うなだれる鳥栖DF陣(撮影・佐藤雄太朗)
後半ロスタイム、磐田・ムサエフに勝ち越しゴールを決められ、うなだれる鳥栖DF陣(撮影・佐藤雄太朗)
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 J1サガン鳥栖が逃げ切りに失敗し、今季初の連勝を逃した。磐田に1-2で逆転負け。後半43分にエースFW豊田陽平(32)の、2年ぶりとなる3試合連続ゴールで先制しながら、1分後に追いつかれ、ロスタイムに勝ち越された。今季はアウェーで未勝利の2分け2敗。疲労感の残る敗戦となった。

■敵地4戦未勝利

 つかみかけていた勝ち点「3」はおろか「1」さえ手にできなかった。1点リードで逃げ切りを図った鳥栖が、後半44分から磐田に立て続けにネットを揺らされた。「これがサッカーだなという感じ」。主将の豊田もショックを隠せなかった。

 スコアレスで迎えた後半43分。右コーナーからのクロスに豊田が頭で合わせた。ゴール左上に突き刺す、2015年以来の3試合連続弾。「練習でやっているプレーに近い」。今月11日に32歳の誕生日を迎えたばかりのエースは納得の一発に、お決まりの“飛行機パフォーマンス”を繰り出した。勝利は目前だった。

 だが、喜びもつかの間。わずか1分後に、相手の“レジェンド”にやられた。今季から磐田に加入した中村俊に、エリア右での鋭い切り返しから左足でクロスを上げられ、アダイウトンに決められた。立て直せないまま、ロスタイムにはムサエフに被弾。豊田は「もっと体を張ったプレーが必要だった」と悔やんだ。

 警戒していた中村俊の、左足フリーキックからのセットプレーで失点することは防いだが、流れの中で左足にやられただけに悔しさが募る。2失点目については、マッシモ・フィッカデンティ監督が「オフサイドではないか」と審判に詰め寄る場面もあったが覆るはずもない。これでヤマハスタジアムはリーグ戦通算2分け2敗。フラストレーションがたまる黒星だ。 (山田孝人)

=2017/04/17付 西日本スポーツ=

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