サガン鳥栖 最多4発でドロー YBCルヴァン杯

前半44分、C大阪・水沼のゴールが決まり肩を落とす鳥栖守備陣(撮影・大月崇綱)
前半44分、C大阪・水沼のゴールが決まり肩を落とす鳥栖守備陣(撮影・大月崇綱)
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 鳥栖は4得点もドロー! JリーグのYBCルヴァン・カップ(ルヴァン杯)は26日、1次リーグ第3節の6試合があり、B組のサガン鳥栖はC大阪と4-4で引き分けた。鎌田大地(20)の2得点などで、今季リーグ戦と同杯を通じて最多の4点を奪いながら、リードを守りきれずに痛恨のドロー。同杯では2季ぶりとなる勝利を逃した。

■鎌田起用に応え2得点

 圧巻だった。3-3の後半23分。鳥栖の鎌田は左サイドからドリブルで切れ込み、空いていたゴール右寄りではなくGKに近い左隅へ強烈なシュートを決めた。昨年10月22日のJ1柏とのリーグ戦以来となる1試合2得点。ベアスタの大歓声を体いっぱいに浴びた。

 「ああいう形でボールを持てたら、決める自信がある」。韓国代表の相手GKが手を出すことすらできなかった一撃を、鎌田はクールな表情で振り返った。元鳥栖でC大阪の水沼も2発を決めた“乱打戦”で、主役の座は譲らなかった。

 22日の神戸とのリーグ戦から中3日。過密日程を考慮したフィッカデンティ監督は神戸戦から先発を8人入れ替えたが、20歳の鎌田は続けて起用。「鎌田はまだ向上しないといけない。プレーをさせ続けた方がコンディションは上がる」と期待を込めて送り出した。

 神戸戦で試合終盤に決定機を外した鎌田にとっては、名誉挽回のチャンス。1点を追う前半24分に右サイドからのクロスを右足で冷静に押し込むと、守備でも広範囲に渡ってプレスをかけてピンチの芽を摘み取った。

 今季チーム最多の4得点だった攻撃陣とは対照的に、控え中心で臨んだ守備陣はミス連発で今季最多の4失点。2度のリードを守りきれずに引き分け、鎌田は「リーグ戦でも取りこぼしている試合が多い。次は守備からしっかり入る」と反省。若手ながら、チームを支える自覚をにじませた。 (末継智章)

=2017/04/27付 西日本スポーツ=

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