J1鳥栖、7連敗止めた 36日ぶり勝ち点3

連敗をストップさせ、安どの表情でタッチを交わす鳥栖イレブン(撮影・永田浩)
連敗をストップさせ、安どの表情でタッチを交わす鳥栖イレブン(撮影・永田浩)
写真を見る

 J1サガン鳥栖が36日ぶりに勝った。暫定最下位の18位で清水をベストアメニティスタジアムに迎えた6日、雨中の戦いに今季ホーム7戦目で3番目に多い1万4000人余りの観客を集め、3-1で快勝。リーグ戦連敗を7で止めるとともに、その間のルヴァン杯でも1分け1敗と届かなかった勝ち点3をつかみ取った。今季勝ち点は11となり、5日に引き分けて同9としていた名古屋を抜き返した。

■新スタイルで

 鳥栖が長いトンネルを抜けた。第5節(3月31日)の名古屋戦で3ゴールを奪って逆転勝ちして以来の勝ち点3。この日も3ゴールを決めた。失点はオウンゴールによる前半の一つ。鳥栖らしいハードワークと、新たに志向するスタイルを融合させての快勝だった。

 前でのプレス、ボールを保持しながらゴールへのルートを開く攻め。試合前、挑戦を理解する竹原稔社長はサポーターとの対話で、その新スタイルに触れて「生みの苦しみもある」と表現した。

 ようやくこの日、ピッチで勝利を一つ生んだ。その意義を口にしたのは前線で走り回ってきた小野。「やってきたことは間違っていない。それを証明する第一歩になる」。同点の前半26分、攻め上がった吉田の左からのクロスに頭で合わせ、勝ち越しゴールを決めた。

 主将の吉田は「90分間、隙を見せずに一人一人が戦いきった」と誇った。球際の激しさと走力で鳴らす清水の反撃を伝統のハードワークで封じ、リーグ戦6戦ぶりに後半を無失点で終えた。

■イバルボ復帰

 「勝ってホッとした」と言い添え、フィッカデンティ監督は明かした。「トンネルを抜け出すすべが分からなかったわけではない。光は見えていた」。離脱していたイバルボが光とともに前線に戻ってきた。途中退場したC大阪戦以来、7戦ぶりのピッチ。「これからどれだけ勝利に貢献できるかが大事だ」。エースが鳥栖の反攻の前線にも立つ。 (安部裕視)

=2018/05/07付 西日本スポーツ=

西日本新聞のイチオシ [PR]

ソフトバンクホークス選手の写真販売中!

西日本新聞のイチオシ [PR]