トーレス&金崎も持ち腐れ? 大補強の鳥栖0-1敗戦…6戦勝てずOG1点だけ

後半、ヘディングで競り合う鳥栖・フェルナンドトーレス(右)
後半、ヘディングで競り合う鳥栖・フェルナンドトーレス(右)
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 鳥栖に降臨した「神の子」は、淡々と0-1の敗戦を振り返った。鳥栖デビューから3戦連続の無得点。「できれば守備ラインの背後でボールが欲しいけど、(動きだしを)何回やってもスルーパスが来なかった」。横顔に寂しさが漂った。

 元スペイン代表のフェルナンドトーレス、元日本代表の金崎が2戦連続で先発。この豪華2トップを擁する前線にボールが集まらない。ともに中盤まで下がってボールを受ける場面が目立ち、2人のシュートは金崎の1本だけに終わった。

 シュートがわずか2本だった清水に競り負け、2人を操るトップ下の小野は「しっかり点を決めるところまで持っていけたら」と悔やむ。前半20分にPKで先制を許し、同27分に小野が左脚を痛めて交代した後はさらに劣勢の時間が続いた。

 後半20分すぎには金崎がGKと1対1の局面で、背後から足をかけられて倒された。このプレーがファウルにならず、金崎は激高。ベンチに退いていた小野も猛抗議して警告を与えられた。フィッカデンティ監督も「ああいう誤審は初めて見た」と怒り心頭だった。

 これで6戦連続勝ちなしとなり、この間のチームの得点はオウンゴールによる1点のみだ。リーグ最少の15得点と得点力不足は相変わらず深刻な状況が続き、16試合ぶりの白星を挙げた最下位名古屋には勝ち点2差まで詰め寄られた。

 降格危機を脱するためには、とにかくゴールを決めるしかない。鳥栖の命運を握るフェルナンドトーレスは「次は絶対にチャンスが来ると思う。絶対に良くなる」と懸命に前を向いた。 (伊藤瀬里加)

=2018/08/02付 西日本スポーツ=

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