J1鳥栖、自動降格圏17位 攻勢実らず本拠で0-1 トーレス出番なし

後半、鳥栖・趙東建(手前右)はゴール前に迫るが、湘南GK秋元に防がれる(撮影・菊地俊哉)
後半、鳥栖・趙東建(手前右)はゴール前に迫るが、湘南GK秋元に防がれる(撮影・菊地俊哉)
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 ◆明治安田生命J1:第29節 鳥栖0-1湘南(6日・ベアスタ)

 J1サガン鳥栖が残留を争う湘南に0-1で敗れて勝ち点30のままとなり、自動降格圏内の17位に後退。最下位のV・ファーレン長崎はホームで神戸に先制しながらも追い付かれて1-1で引き分け、勝ち点28で最下位を抜け出せなかった。

 試合後の会見でその質問が出ると、鳥栖のフィッカデンティ監督は淡々と説明した。「きょうは他の選手にチャンスを与えた」。7月28日の磐田戦から11試合先発を続けていたフェルナンドトーレスが控えのまま出番はなかった。期待のストライカーがここまで1得点。決定力不足を物語るような痛い黒星だった。

 本拠地の大声援を背に圧倒的に攻め立てた。シュート数は湘南の5本の2倍以上となる13本。前線から重圧をかけてボールを奪うとカウンター気味に何度もゴールに迫った。だが相手シュートが鳥栖の選手に当たってコースが変わり、唯一の失点となってしまった結果に「何回もチャンスをつくりながらゴールできずに残念だ」と指揮官は嘆くしかない。

 9月はリーグ戦1勝1敗2分け。日本代表入りしたGK権田を中心に守備は4試合で3失点と安定したが、攻撃は3得点と迫力を欠いた。この日も金崎が決定的なシュートを外し、後半途中から出場した豊田も見せ場をつくれなかった。残留に向けての課題は明白だ。

 7月22日の仙台戦を最後に5試合負けなしだった本拠地で敗れ、サポーターのため息は深かった。チャンスメークに秀でた田川もU-19(19歳以下)アジア選手権の日本代表として招集され、チームを離れる。残り5試合。正念場を迎え、吉田主将は「内容は悪くない。切り替えて次の試合に臨みたい」と前を向いた。 (大窪正一)

=2018/10/07付 西日本スポーツ=

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