東京で金へ 侍・稲葉監督が「気になる」未招集選手とは

2019年の抱負を書いた色紙を手にする野球日本代表の稲葉監督
2019年の抱負を書いた色紙を手にする野球日本代表の稲葉監督
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上林誠知 なんかほっとけない
上林誠知 なんかほっとけない
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千賀滉大 基本的には先発
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高橋礼 強気がジャパン向き
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森唯斗 素晴らしいカット
森唯斗 素晴らしいカット
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 侍J候補の宝庫だ! 野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(46)が単独インタビューに応じ、目標に掲げる2020年東京五輪での金メダル獲得に向け、福岡ソフトバンク勢に注目していることを明かした。昨季最多セーブのタイトルを獲得した森唯斗投手(26)の投球スタイルに興味を示し、代表常連の千賀滉大投手(25)をはじめ、昨年11月の日米野球で活躍した上林誠知外野手(23)、高橋礼投手(23)とともに注視していくという。(聞き手は小畑大悟、鎌田真一郎)

 -新年の抱負を色紙に「創」と書き込んだ。

 「2018年は学びの年、試すということでやってきました。ある程度、試せたのかなという部分もあります。それは19年も継続していって、20年に向けて、少しずつチームを創っていきたいなということで『創』という文字にしました」

 -パワーとスピードを掲げる中で、柳田は東京五輪本番でも柱となってほしい選手。

 「もちろん。スピードもパワーも両方持っていますので、非常に大事な選手です」

■2020年へ向けチーム「創」る年に

 -昨年11月の日米野球では上林も活躍。外野陣はハイレベルだが、五輪で代表入りできる要素はあるか。

 「日米(野球)の成績を見るとね。彼がいなかったら勝ててない、そういういい場面でも打ちましたし。本当に走攻守がそろっている。彼は僕のバッティングとすごくよく似ているとみんなから言われて、非常に気になる選手の一人。彼の野球熱、野球に対する思いは強いものを持っているので、なんかこうほっとけない」

 -上林本人も「誰からも認められる成績で(代表入り)」と言っている。どのような成長を期待するか。

 「彼の中でレベルアップしなくちゃいけないと思っているところはたくさんあると思う。僕がどうこうと言うより、彼がシーズンを通して、みんなに認めてもらえる選手になるためにこれからしっかりやっていくと思う。まだまだ自分には足りないという謙虚な姿勢には共感が持てますし、そういう気持ちがレベルアップに必ずつながっていく。19年にどこまで成長できるか楽しみに見ていきたい」

 -投手では、千賀は先発だけでなく中継ぎの経験もある。

 「抑えで使ってみたらどうなのかなと、首脳陣で話し合いをしたんですけど、やっぱり先発である程度長いイニングを投げてもらうのが一番なのかなと思っている。抑えとして、ストレートとフォークで三振を取れるというところはかなり魅力ではありますけど、基本的には先発でと考えています」

■3月の強化試合は体調面考慮し招集

 -日米野球では高橋礼も好投。

 「もともと建山コーチと高橋投手を見てみたいという話をずっとしていた。彼はまだ1年しか1軍で活躍してませんし、疲れもあるでしょうし、どうなのかというところだったけど、本当にいいものを見せてもらった。あれだけメジャーの選手がきりきり舞いし、相当打ちにくいのだろうなと感じました。彼は性格も強気ということでジャパンに向いているのかなと思います。これからも楽しみですよね、高橋君」

 -他にも見てみたい選手は。

 「森投手は昨年サファテがいなくなって抑えとして頑張った。私も対戦しているんですけど、非常に気持ちが強い。なんかこう一球一球に魂を込めてというか、非常に強い球を投げますし、気になる投手の一人でもありますね」

 -カットボールも武器。

 「アメリカはどっちかというと横の変化を付けて投げるピッチャーは非常に多いけど、彼のカットボールは独特。左バッターのインコースに投げられるという部分では素晴らしいカットボール。どれだけ通用するか試してみたい」

 -3月にはメキシコとの強化試合が2試合行われる。

 「3月はある程度広い視野で、若い選手を含めて試せる最後のチャンスだと思っている。そういう2試合にしたい。森投手は昨シーズンの疲れもあるし、19年も(チームで)フル稼働すると考えると、あの時期に(招集する)というのは難しいところがあるかなと思っている」

 -柳田や甲斐ら、日米野球で活躍した選手は。

 「そこも今ちょっとどうしようかと考えています。シーズンがありますからね。シーズンのこともいろいろ考えて、そのあとプレミア(12)もありますから、無理してもらうところと、無理はさせられないところと、正直なところありますので、体調面も含めてこれから考えたい」

=2019/01/06付 西日本スポーツ=

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