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秀岳館「また戻ってくる」 準決勝敗退、九州出身選手も頭角

大阪桐蔭に敗れ、決勝を逃した秀岳館の選手たち=30日、甲子園球場
大阪桐蔭に敗れ、決勝を逃した秀岳館の選手たち=30日、甲子園球場
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 リベンジは、また果たせなかった。30日の第89回選抜高校野球大会準決勝で、秀岳館(熊本県八代市)は、大阪桐蔭(大阪)に1-2で競り負け、昨年の春夏と同じ4強でこの春を終えた。秀岳館は、鍛治舎(かじしゃ)巧監督(65)が呼び寄せた関西出身組の選手が多いが、今季は九州出身の選手が新たな戦力に加わり、チームの活躍を支えた。

 ベンチ入り18人中、九州組は昨年より2人多い8人。その一角を担うのが半情冬馬(はんじょうとうま)遊撃手(3年)=福岡県直方市出身=だ。昨春もベンチ入りしたが、出番は少なく悔しい思いをした。

 昨夏に新チームが始動。約8時間の練習をこなした後も坂道ダッシュなどの自主練習で俊足に磨きをかけた。今大会は4試合とも安打し、準決勝は3安打1盗塁で得点に絡んだ。だがチームは「先輩たちの壁」を越えられなかった。「プレー一つ一つに甘い点がある」。準決勝をそう振り返った。

 竹輪涼介二塁手(3年)=佐賀県武雄市出身=は大柄ぞろいの中で169センチとやや小柄。入部当初は関西組との技術面や体つきの差に驚き、「ついていけるのか」と不安になった。

 昨夏まで、練習はレギュラー組の手伝いが中心。自主練習と筋トレに励み、自らを鍛えた。ベンチ入りした今大会は2安打。準決勝で最後の打者となり「また戻ってくる」と誓った。

 “関西組”と競い合う中で九州出身者も力を付けた。選手層は厚みを増したが、熊本県勢59年ぶりの決勝には届かなかった。「三度目の正直」を合言葉にチーム強化を進めてきた鍛治舎監督は「4度目は必ずやる。絶対優勝する」と夏を見据えた。

=2017/03/31付 西日本新聞朝刊=

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