強打延岡学園 3度目の正直!12年ぶり出場で春1勝目指す

春1勝を誓った延岡学園の選手たち
春1勝を誓った延岡学園の選手たち
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■元プロ三浦監督

 学校に隣接するグラウンドで野球部員の大きな声が響き始めた10分後の午後3時41分、春を告げる校長室の電話が鳴る。12年ぶり3度目の選抜出場決定の知らせ。「甲子園は高校入学前からの憧れでしたので本当にうれしい」。ナインを代表して椿原塁主将(2年)が素直に喜びを表した。

 冬場のトレーニングで部員全員の体が一回り大きくなった。「多いときは1日20キロ走りました。足腰がしっかりしたのでボールの切れが出てきたと思います」とエースの上野元基(同)が胸を張る。上野の持ち味は制球の良さ。走り込みで球速がプラスされた。

■課題の守備強化

 1月末まで体づくり主体の練習を行い、2月に入ると実戦形式がメインになる。延岡学園は打撃には自信を持つが、守備面に若干の不安が残る。その点を重点的に仕上げていく予定。「打撃で気になるところはない。点を取っても守りから破綻しないようにしたい。九州勢の中で最後まで残れるように頑張りたい」と元プロ野球選手の三浦正行監督(66)が手綱を締める。

 延岡学園は2013年夏の選手権で、宮崎県勢として唯一決勝まで勝ち進んだ。高橋光(西武)擁する群馬・前橋育英に敗れはしたが、夏の甲子園通算6勝。ただ、選抜は未勝利だ。「どんなチームが来ても負けないように一試合でも多く試合をしたい」。椿原主将らベンチ入り6人の門川中(宮崎県門川町)出身者は、中学時代の15年に軟式野球で春夏全国制覇の経験を持つ。大舞台に慣れている選手たちが春1勝を呼び込む。 (森本博樹)

 ◆延岡学園高校 1965年に創立した私立校。普通科と調理科。甲子園出場は春が今回で3度目、夏は7度。野球部OBにロッテのエースとして活躍した黒木知宏ら。男子バスケットボール部も全国区。生徒数は582人(女子170人)。宮崎県延岡市大峡町7820。佐藤則夫校長。

=2018/01/27付 西日本スポーツ=

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