大分トリニータ昇格PO圏スルリ 2点差守り切れずドロー

後半ロスタイム、CKから勝ち越しを狙う大分はゴールならず。頭を抱える鈴木義(5)
後半ロスタイム、CKから勝ち越しを狙う大分はゴールならず。頭を抱える鈴木義(5)
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 ホームであまりにも痛いドローだ。大分が2点リードを守りきれず、約5カ月ぶりの昇格PO圏(6位以内)浮上に失敗した。「勝ちきらないといけなかった」。片野坂監督は表情をゆがめた。

 前半23分、後藤がペナルティーエリア内で上げたクロスが相手DFに当たってのオウンゴールで先制。同43分には、その後藤の今季15点目で追加点を挙げた。コンパクトな守備で岐阜を封じ込めてカウンター攻撃につなげるプラン通りの試合運び。しかし、2点リードで折り返したことが“誤算”を生んだ。

 岐阜が前線に人数をかける想定外のシステムに変えたことで守備が混乱。後半25分から立て続けに3点を奪われて逆転された。後半途中から3ボランチにして中盤の守備を厚くした片野坂監督は「受けに回ってしまった。もっとアグレッシブにいけば…。私の責任です」と悔しがった。

 後半ロスタイムに鈴木惇のパスを受けた川西が同点弾を決めた。だが試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、スタジアムはため息に包まれた。「前半はいい形で試合を進めていたけど…」と川西に喜びはない。

 それでも三平は「(6位に)勝ち点1差と(負けて)2差では全然違う。引き続き、自分たちのサッカーをしていけばいい」と土壇場で得た勝ち点1を前向きに捉えた。次節、ホームでの2位福岡戦で昇格PO圏突入に再チャレンジする。 (向吉三郎)

=2017/10/09付 西日本スポーツ=

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