J2大分が首位返り咲き 藤本2戦連発、苦心の布陣も福岡に1−0

前半、先制ゴールを決めガッツポーズの大分・藤本(左)(撮影・式町要)
前半、先制ゴールを決めガッツポーズの大分・藤本(左)(撮影・式町要)
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前半、ボールを奪い合う大分・鈴木(左)と福岡・森本
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 トリニータ、九州ダービーを制して首位返り咲き! 前節2位の大分トリニータが、ホームで4位のアビスパ福岡を1-0で破り、2連勝で勝ち点40とし、山口を抜いて3節ぶりに首位に立った。前半に藤本憲明(28)の2試合連続ゴールで挙げた1点のリードを守りきった。ロアッソ熊本は金沢と引き分けた。

 大分の新しい武器だ。昨季まで鹿児島で2シーズン連続J3得点王。その藤本が2戦連続でワントップを務め、決勝弾を決めた。前半19分、右サイドを攻め上がった松本のクロスにニアで合わせ、頭でゴールに突き刺した。4-1で松本に圧勝した前節の勝ち越し弾に続く価値ある仕事だ。

 攻撃陣は定番の3枚。ワントップに藤本、シャドーに馬場と国分が入った。この組み合わせは初めて。2ゴールを決めた松本戦の終盤に足を痛めて退いたシャドーの後藤がベンチを外れ、片野坂監督が苦心して編成したユニットだった。

 先制点はカウンターから。国分が自陣から長いグラウンダーのパスを送り、受けた藤本から馬場を経て松本へ。前線3人のコンビネーションでつくったチャンスを生かし、藤本は「前節からニアで狙っていた。イメージ通り」と笑った。ホームでは初ゴールだ。

 これまで後藤と馬場で計16ゴール。「3トップの頂点の得点が少なかった。攻撃に厚みが出るし(相手にとって)怖さにつながる。周囲も藤本の狙いが分かってきた」。新たな武器を得て、片野坂監督はうなずく。

 上位同士の対決となった九州ダービー。「死闘を覚悟した」と指揮官は明かす。その死闘の末に、大分は「クリーンシート」(無失点勝利)をつくり上げた。後半は防戦一方で、大分の倍を超えるシュート13本を打たれた。だが、体を張り、分厚い壁でその全てをはね返し、首位に返り咲いた。「チーム全員で戦った結果」。守備にも走り回り、足を引きずりながら後半途中で交代した藤本は誇った。 (安部裕視)

=2018/06/24付 西日本スポーツ=

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