首位J2大分、岩田「アシスト量産」 勝てば自動昇格王手

J1昇格と五輪代表を目指し、横浜FC戦に向けて練習する大分・岩田(右手前)
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 J2で首位に立つ大分トリニータの岩田智輝(21)が31日、勝てば昇格に王手がかかるアウェー横浜FC戦(4日)で、東京五輪男子日本代表とフル代表を指揮する森保監督から課された「自分の武器を磨け」という代表入りの条件に一発回答することを誓った。3バックの一角でプレーする岩田の武器は積極的な攻撃参加からのアシスト。自らのアシストで6季ぶりのJ1昇格に貢献し、年代別代表入りをアピールする。

 U-20(20歳以下)日本代表として参加した昨年12月のタイ遠征で、岩田は就任後初采配だった森保監督から宿題をもらった。

 「試合に出ないと(代表に)呼べない。自分の武器を磨け」

 あらためて自身を見つめ直し、結論を出した。「自分の武器は攻撃参加。今季はボールを止めて蹴る、基礎的な技術の向上が目標」とチーム練習でも居残って武器を磨いた。目に見えて今夏ごろからプレーの精度が向上。昨季から今季前半にかけては出場機会は少なかったが、7月25日の愛媛戦から15試合連続でスタメン出場。右サイドから果敢に攻め上がる運動量と積極性で、先発に定着した。今やJ2最多72得点の攻撃陣を支える存在だ。

 昇格争いの重圧を感じさせない。「最近は自信を持ってプレーでき、どんな相手でも崩せるイメージができている。自分のアシストで点につなげる」。岩田は4位横浜FCとの大一番を前に、明確な目標を口にした。

 31日に日本代表戦をPRするため大分市内を訪れた森保監督も、岩田の成長に着目。練習を見る機会はなかったが「代表でプレーするだけのパフォーマンスを見せてもらえれば招集できる」と期待した。岩田は「J2よりJ1で出続ける方が(代表選出の)可能性はある。守備もできて得点の起点にもなれば代表に近づく」と昇格への思いは人一倍。アシスト量産でJ1への切符を引き寄せ、五輪への足がかりをつくる。 (末継智章)

 ◆岩田智輝(いわた・ともき)1997年4月7日生まれ。大分県宇佐市出身。小学1年のとき、元日本代表のGK西川周作(J1浦和)やDF松原健(J1横浜M)を輩出した四日市南SSCでサッカーを始める。大分U-15宇佐から大分U-18を経て、2016年にトップチーム昇格。16歳から年代別日本代表に選ばれている。利き足は右。178センチ、73キロ。

=2018/11/01付 西日本新聞朝刊=

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