V・ファーレン長崎 大分に初白星 伏兵・中村が勝ち越し弾

後半ロスタイムに勝ち越し点を決め、喜ぶ長崎・中村(手前)(撮影・金沢皓介)
後半ロスタイムに勝ち越し点を決め、喜ぶ長崎・中村(手前)(撮影・金沢皓介)
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 伏兵が劇的なエンディングを演出した。1-1で迎えた試合終了直前。長崎のファンマが右を狙ったPKはGKに止められたが、こぼれ球を中村が押し込んだ。「練習でも監督から口酸っぱく詰めろと言われていた。ラッキーでした!!」。今季初の逆転勝利に興奮気味だった。

 偶然の勝利ではない。前節は敵地で千葉にチーム最多の5失点。「先制点を取られて焦りが出た」と反省した高木監督は後半31分に先制された後に冷静なプレーを呼びかけた。持ち味のサイド攻撃をやり通し、PKを2本獲得。ファンマが1本目のPKを左へ決めると、「2本目は右に蹴る」と冷静に読んだ中村。外した時を想定して右へ詰めていた。

 大分に通算5戦目で初勝利。勝ち点も23で大分と並び、上位争いに踏みとどまった。「今日の勝利は疲れを払拭(ふっしょく)できるだけのものがある」と高木監督。大敗のショックを吹き飛ばして余りある大きな1勝だ。 (末継智章)

=2017/05/18付 西日本スポーツ=

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