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V・ファーレン長崎 自動昇格圏見えた 2位アビに1差 徳島倒し3位浮上

前半、コーナーキックのボールに頭で合わせる長崎・平松(右)
前半、コーナーキックのボールに頭で合わせる長崎・平松(右)
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 アビに猛接近!! V・ファーレン長崎が2-1で徳島との上位対決を制し、3連勝で勝ち点56の3位に浮上した。後半11分に幸野志有人(24)がPKを決めて先制すると、4分後には翁長聖(22)が追加点を決めた。J1自動昇格圏内の2位アビスパ福岡との勝ち点差は「1」に肉薄。初のJ1昇格へ勢いを増してきた。ロアッソ熊本は0-0で讃岐と引き分けた。

■勢い増す3連勝

 ガッツポーズの大きさが勝利の重みを表していた。3位浮上を告げる試合終了のホイッスルが鳴ると、長崎イレブンは高々と両拳を突き上げた。「(9日に福岡と名古屋が敗れた)昨日の結果を知っていたので。何としても勝ちたかった」。司令塔の島田は試合後も興奮が収まらなかった。

 持ち味のプレスがこの日もはまった。序盤から積極的にボールを奪いにいき、相手のパスコースを遮断。攻撃のリズムを狂わせ、後半11分に得たPKを幸野が冷静に決めた。4分後にはカウンターでゴール前に4人も駆け上がり、翁長がこぼれ球を押し込んで追加点。今季3点目のルーキーは「長崎の得意な形が出せた」と笑顔を輝かせた。

 徳島には3月にアウェーで1-3と完敗している。勝者が3位に浮上する大一番で、重圧を取り除いたのは「アジアの大砲」の“マジック”だった。長崎県内の宿舎から試合会場へ向かう直前のミーティング。高木監督は言葉で指示を出すのではなく、徳島が前節松本に敗れた試合や、その敗戦後の会見などの映像を選手に見せた。

 「重要な試合とは分かっているが、言葉で伝えるには難しい。だから相手のことを知らせるために(前節)『局面で負けた』という徳島の監督の言葉を使わせてもらった」と指揮官は説明。客観的な情報をインプットし、島田は「前回負けて強いと思った徳島でも、いけると思った」と切り替えられたという。

 一時は勝ち点11差離れていた2位福岡に同1差まで接近。次節の結果次第で自動昇格圏の2位に上がる。それでも高木監督は「われわれは挑戦者だ」と引き締めた。謙虚に戦う長崎は、自分たちを見失うことなくJ1を目指す。 (末継智章)

=2017/09/11付 西日本スポーツ=

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