V長崎、勝ち点80でJ2“卒業”誓う 高木監督「いつもと同じように戦う」

最終戦での白星を誓うJ2長崎の高木琢也監督
最終戦での白星を誓うJ2長崎の高木琢也監督
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15日からJ2長崎の練習拠点となった諫早市サッカー場。左奥がクラブハウス
15日からJ2長崎の練習拠点となった諫早市サッカー場。左奥がクラブハウス
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 快進撃の“総決算”!! 来季のJ1初昇格を決めているJ2V・ファーレン長崎の高木琢也監督(50)が17日、白星でのJ2“卒業”を誓った。現在勝ち点77で、群馬とアウェーで対戦する19日の最終戦に勝てば、今季のノルマに掲げてきた勝ち点80に届く。来季も続投する指揮官は「来季のことは考えず、この一戦に集中する」と、最終戦をあくまで今季の集大成と位置づけた。

 悲願のJ1初昇格を決めた長崎に、お祝いムードはもうない。17日に約1時間半行われた全体練習。ピッチの約半分を使ったミニゲームでは球際で選手が激突するほどの真剣勝負が繰り広げられた。「(昇格決定後も)選手に大きな緩みはなく、集中してくれた。いつもと同じように戦うことが自分たちのためになる」。引き締まったチームの雰囲気に、高木監督は目を細めた。

 昇格という目標は達成したが、やり残していることがある。高木監督は8月下旬の島原でのミニキャンプで自動昇格するためのノルマを勝ち点80に設定。当時は同47の5位で、残り13試合で勝ち点を33も上積みする厳しい条件だったが、クラブ史上最長の12戦負けなし(9勝3分け)で77まで積み上げた。「結果を出した選手たちの精神力に自信を持っている。群馬を甘く見ているわけではないが、勝ち点3を取ってくれると思う」と最下位相手の消化試合でもハードワークを期待する。

 チームは15日に練習拠点を長崎市から長崎県の諫早市サッカー場へ移した。移転前は古民家をクラブハウス代わりにしていたが、総事業費約1億7000万円で建てられた新クラブハウスはロッカールームや食堂などを備えている。J1での戦いに向けて着々と準備は進むが、前節昇格弾を決めたMF前田は「先のことより最終戦。勝って終わる」と誓った。全ての目標に到達し、J2に別れを告げる。 (末継智章)

=2017/11/18付 西日本スポーツ=

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