J1長崎、歴史的1勝 終了間際に中村慶が決勝FK弾

後半43分、長崎・中村慶(左から3人目)は勝ち越しのFKを決め手荒い祝福を受ける(撮影・菊地俊哉)
後半43分、長崎・中村慶(左から3人目)は勝ち越しのFKを決め手荒い祝福を受ける(撮影・菊地俊哉)
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後半43分、FKで勝ち越しのゴールを決める中村慶
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勝ち越しゴールに沸くサポーター(撮影・菊地俊哉)
勝ち越しゴールに沸くサポーター(撮影・菊地俊哉)
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笑顔でタッチを交わす長崎・高木監督
笑顔でタッチを交わす長崎・高木監督
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 歴史的白星、ホームで決めた! V・ファーレン長崎が、J1昇格後公式戦5試合目にして初勝利を挙げた。D組の長崎は同点の後半43分、中村慶太(24)のゴールで勝ち越し。ホームのトランスコスモススタジアム長崎で湘南を2-1で破り、1勝1分けで勝ち点4とした。同組のサガン鳥栖は神戸に0-2で敗れて2連敗となった。

 ■新里プロ1号

 クロスバーを直撃したボールは初勝利の希望とともにゴールに吸い込まれた。後半43分、中村慶が右足FK弾。長崎にJ1昇格後初の公式戦白星を呼び込んだ。「J1の舞台で1勝できたのは大きい」。高木監督がうなずいた。

 両チームとも前節のリーグ戦から先発を全員入れ替えて臨んだ。リーグ、カップ戦も含めて今季初先発の中村慶は慣れない左サイドを任された。昨季は主にシャドーのポジションに入り、J2で8得点。「結果を出さなきゃ、スタメンでは出られない」と普段は蹴らないFKに名乗りを上げた。「試合に絡めない(選手がいる)中、ゲームで力を出し切ることが大事。それをしっかりやってくれた」と高木監督はたたえた。

 前半4分にミスから先制点を献上。中央付近で相手MFにボールを奪われて、そのままシュートまで持っていかれた。そのボールを失ったルーキーの新里が2分後に名誉挽回だ。チームが左サイドでカウンターを仕掛け、パスをつなぎ、最後に新里がミドルシュートを決めた。プロ初ゴールの22歳は「何が何でも自分が取り戻そうと思った」とほっとしていた。

 リーグ開幕戦で敗れ、昨季はJ2で1分け1敗だった湘南に大きな白星。高木監督が植え付ける競争心と反骨心が結果として表れた。「これをうまく練習でも出せれば、いい競争意識が生まれる」と指揮官は期待。“J1初勝利”をリーグ戦につなげる。 (向吉三郎)

=2018/03/15付 西日本スポーツ=

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