ソフトBデスパ3戦連発はケンタッキーのおかげ? 32歳誕生日祝う15&16号で柳田らに並ぶ

 ◆ソフトバンク4-13広島(17日・ヤフオクドーム)

 本拠地に虚しい祝砲が鳴り響いた。9回2死一塁。32歳の誕生日を迎えたデスパイネが、左翼席中段にこの日2発目となる16号2ランを放り込んだ。「詰まっていたけど、手応えはあった」。大差をつけられながらも最後まで見届けてくれたファンへの、せめてもの恩返しとなった。

 5回にも一発を放っていた。先頭で左翼テラス席への15号ソロ。昨年5月24~27日の4戦連発以来、来日2度目の3試合連続アーチだった。「当たりは良くなかったけど、入ってくれて良かった。これをきっかけに打線も乗ってくれるといい」とベンチを刺激したが及ばず、九里にプロ初完投を許してしまった。

 1試合2発は昨年6月8日のヤクルト戦以来。自身の誕生日を今季初のマルチ本塁打で祝った。キューバでは経験があるというバースデー弾も、日本ではロッテ時代も含め5年目で初めて。「個人的にはいいプレゼントになったけど、勝っていればもっと喜べた」と複雑な表情を浮かべた。

 3戦連発には験担ぎも生きている。「ケンタッキーパワーだよ」。15日の広島戦から試合前にケンタッキーのフライドチキンにかぶりついている。15日は川島、16日はデスパイネ、そして17日は柳田がそれぞれ1万円分購入し、みんなで食べる。偶然にもすべての試合で本塁打を放った大砲は「来週(買うの)は誰になるかな」と楽しそうに笑った。

 15日の今季交流戦1号から3試合で4発。「自分の中でも好調でいいスイングができている」と納得顔で打率は今季初めて2割3分台に乗った。不振を心配していた工藤監督も「集中力を切らさずに打てたことは次につながると思う。ちょっと(状態が)上がってきているんじゃないかな」とうなずいた。

 試合後、来日中の家族とともに帰路に就いたデスパイネは「これからパーティーだよ」と照れたような笑みを浮かべた。完敗の中でも光る2発で、キング争いでは柳田と並ぶチームトップ、リーグ2位タイに浮上した。昨季の本塁打&打点の2冠王が、自身のバースデーを完全復調の記念日とする。 (小畑大悟)

=2018/06/18付 西日本スポーツ=

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7月18日 北九州

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