動画で絵本読み聞かせ 北九州の書店「休校の子ども元気に」

西日本新聞 ふくおか版

「ユーチューブ」に15本投稿

 北九州市八幡西区力丸町の「白石書店」は、新型コロナウイルスの感染者増大に伴う図書館の臨時休館や幼稚園、保育所などの登園自粛で絵本を読む機会が減った子どもたちを元気づけようと、動画投稿サイト「ユーチューブ」で絵本の読み聞かせ動画の公開を始めた。5月6日までの期間限定の取り組みで、同書店の公式チャンネルで出版社から許可を得た15作品を公開する。

 公開しているのは「チャドとクラークのぼうけん島」など主に園児から小学校低学年を対象にした作品。

 ナレーションは趣旨に賛同したフリーアナウンサーや、声優、女優志望の専門学校生らがボランティアで務める。子どもが見やすいように本のページを大きく映し出す工夫もしている。

 外出がままならない状況の中、インターネット上では音楽や漫画などの無料公開が相次いで始まり、同書店統括マネージャーの白石隆貴(たかよし)さん(29)は「書店でも世間のために何かできないか」との思いを抱いたという。

 4月上旬、複数の出版社に読み聞かせ動画の公開を提案し、数社から公開期限を設けることを条件に承諾を取り付けた。白石さんは「少しでも本の良さが伝われば、うれしい」と話している。

 動画は「白石書店 絵本」で検索できる。(米村勇飛)

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