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人集う商店街へ開業 嘉麻市上山田で石田さん夫妻計画 ネットで資金募る「ずっと住みたい街に」

上山田商店街に出店を計画する石田智之さん(左)と佐和子さん
上山田商店街に出店を計画する石田智之さん(左)と佐和子さん

 嘉麻市上山田の石田智之さん(34)と佐和子さん(34)の夫妻が上山田商店街をにぎわう街として盛り上げようと同商店街に出店を計画し、インターネット上で資金を調達するクラウドファンディング(CF)で協力を呼び掛けている。開業を予定するのは、2人が手作りのがまぐちを売る雑貨店。「まちづくりの足掛かりにしたい」と思いを語る。

 大任町出身の石田さんは14年前に嘉麻市に移り、佐和子さん(大分市出身)と結婚後も嘉麻市に定住した。長女愛依ちゃん(5)長男慎之祐ちゃん(7カ月)を育てるうちに、「子どもたちが大きくなった時、自信を持ってずっと住みたいと思える街にしたい」と考えるようになった。子どもの将来のためにも、にぎわう街をつくる一歩を踏み出そうと、開業を計画した。

 嘉麻商工会議所によると、上山田商店街では現在約20店舗が営業しているが、昭和20~30年代に炭鉱の街としてにぎわった山田地区は人口減少が進み、店舗も減っている。同商議所職員は「新規の出店者は山田にとって貴重な存在。応援したい」と期待する。

 現在は自宅でがまぐちの小物やバッグ、リュックなどを製作し、インターネットやイベントで販売する二人。上山田商店街には石畳風の道路があり、その街並みを生かした場になるよう、マルシェの開催や街歩きなど外部からの人を呼ぶイベントも計画し、出店後は、観光客を呼べる場所になることも目指している。

 石田さんは「この街の良さを知ってもらうために、商店街をベースとして発信する場所をつくりたい」。佐和子さんは「嘉麻は子どもを育てる上で環境が整っていると感じる。人口が増えてほしい」と話した。

 寄付はCFのサイト「Readyfor」で6月26日まで受け付けている。目標額127万円。支援者は、目標額に達した際にがまぐちや「赤崎牛」、「山田饅頭」などがもらえる(数量限定)。金額に応じて選べる。


=2017/05/24付 西日本新聞朝刊=

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