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沖ノ島の遺産、観光客大挙 世界遺産、初の週末 交流館もオープン

世界文化遺産に登録され、参拝客でにぎわう中津宮
世界文化遺産に登録され、参拝客でにぎわう中津宮
大島交流館のオープンを祝い、元気に校歌を歌う大島小、中の子どもたち
大島交流館のオープンを祝い、元気に校歌を歌う大島小、中の子どもたち

 「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界文化遺産登録後、初の週末となった15日、構成資産が2カ所ある宗像市・大島は島外から多くの観光客でにぎわった。沖ノ島に最も近い島として、その信仰や文化を伝える「大島交流館」の開館式も開かれた。

 遺産群の八つの構成資産のうち、大島には中津宮と沖津宮遥拝(ようはい)所がある。中津宮ではこの日午前11時から、毎月恒例の「月次祭(つきなみさい)」が行われた。氏子である漁師たちがタイ、ヒラスなどを献魚し、神職が祝詞を上げて参拝者全員で手を合わせた。地元漁師の藤島一政さん(74)は「沖ノ島にある沖津宮にも、こうして献魚をする。世界遺産になっても信仰は日常であって、何も変わらない」と話した。

 登録を機に初めて大島にわたり、中津宮などを見て回った筑紫野市の祝原高広さん(46)は「中津宮の静かなたたずまいは印象的。今の島の雰囲気は、ずっと大切にしてほしい」と感激した様子だった。

 大島交流館は、島の歴史や食文化、沖ノ島とのつながりなどを、映像や展示で紹介する施設。この日のオープニングイベントでは、大島小、中の児童生徒たちが校歌を高らかに歌って観光客を迎えた。

=2017/07/16付 西日本新聞朝刊=

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