「矢印だらけ」ドライバーが混乱する標識 県道交差点そば 行政評価事務所、熊本市に改善求める

 熊本市中央区の繁華街に近い県道交差点のそばに、進行方向を示す矢印が横一列に七つも並び、地理に不案内なドライバーを混乱させている。手前にも同じ行き先を書いた標識があり、視界が矢印だらけになることも。総務省熊本行政評価事務所は管理者の熊本市に分かりにくさを指摘し、改善を求めている。

 場所は、県道28号が国道3号と交差する水道町交差点。4車線いっぱいに左折標識が二つ、直進標識が三つ、右折標識が二つある。久留米、県庁、八代などの地名を書いた標識も混在する。50メートルほど手前にも、3方向の主な地名を記した大型標識やバスレーンを表す標識がある。

 熊本行政評価事務所によると、旅行に訪れた神奈川県の女性から「交通量が多く、標識がたくさんあって当惑する」と苦情を受けて現地を調査した。九州の他県も調べたが、これほど標識が密集した所はないという。行政苦情に関する有識者会議では「海外から訪れる人のためにも対応が必要だ」と意見が出た。

 道路標識に関する国の設置基準は、規制標識と案内標識を原則として併設しないように定めている。問題の標識は10年以上前、当時の道路管理者だった熊本県が設置した可能性が高い。県から管理権を受けた熊本市は「改善を検討したい」としている。

=2018/02/22付 西日本新聞朝刊=

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