
【記憶】廃墟に残る「暮らしの跡」
-炭鉱閉山後無人島になった軍艦島-
うわさに聞く「廃虚の島」は時間軸が曖昧だった。朽ち果てた小中学校の校舎内には当時の教科書や教職員が残した書類などが散乱する。さらに住居区域には当時の真空管テレビ、茶わん…。「軍艦島」の通称で知られる長崎県・端島。炭鉱で栄えたこの島は1974年の閉山とともに無人となった。人は去っても残された教材や日用品には当時の時間が流れる。
- 九州の「遺産」Web版 staff
- 取材:岩尾款、内門博、河津由紀子、国分健史、野村大輔
- 写真:岩崎拓郎、岡部拓也、中村太一、納富猛
- 動画:河野直樹
- 進行:松本克気(メディアプラネット)
- 制作:矢野由香(メディアプラネット)