熊本再生と共に育った5歳 両親から伝えたい「誰かを支える人に」 熊本社会 4/16 6:00 熊本地震が起きた2016年4月、熊本市で生まれた赤ちゃんは約600人。その赤ちゃんそれぞれに物語がある。この15日、5歳の誕生日を迎えた長迫沙和ちゃん=同市西区=もその一...
IT集積し復興手助け 山都町の「MARUKU」、過疎地に雇用生む 経済熊本 4/15 6:00 ITベンチャーの「MARUKU」は、2016年4月の熊本地震の翌年に熊本県山都町で創業した。県内にIT企業を集積させる活動にも取り組む。小山光由樹社長(36)は「山間部で...
熊本再生へつながる「動脈」 阿蘇観光、市民生活に光 熊本社会経済 4/15 6:00 熊本地震から5年。被災した国道57号やJR豊肥線、新阿蘇大橋など主要なインフラは着々と復旧が進んでいる。阿蘇地域と熊本市方面を結ぶ動脈の再生は住民の生活再建を下支えするだ...
「健康や生活費不安」「地震思い出しつらい」…心の傷癒えぬまま 熊本 4/15 6:00 災害公営・仮設入居100人アンケート熊本地震で被災し、熊本市と熊本県益城町、南阿蘇村の災害公営住宅などに入居した100人を対象にした西日本新聞のアンケートで、「生活で困り...
熊本地震で被害出た「盛り土」 九州は安全確認済み市町村ゼロ 熊本くらしくらし九州ニュース社会社会 4/14 6:00 熊本地震などで家屋に被害が出た「大規模盛り土造成地」について、国土交通省が求めている安全性の調査を完了した自治体が、今年3月時点で3・9%にとどまることが分かった。九州の...
どん底の被災者に元日の「奇跡」 元妻から届いた娘の写真 社会熊本 4/14 6:00 2016年4月の熊本地震で震度7の揺れに2度見舞われた熊本県益城町。長年暮らしてきたアパートが全壊した石井光広さん(62)は、別れた妻と暮らす娘2人とのつながりを転居で断...
折れた階段、壁全体に亀裂…校舎の傷に思う「あの日」 震災遺構の... 熊本社会 4/14 6:00 熊本地震の記憶と記録を後世に伝えようと、整備・保存されている南阿蘇村の旧東海大阿蘇キャンパス1号館。昨年8月のオープン以降、県内外から約1万5千人が足を運んだ。地震から5...
復興一歩ずつ、確かな歩み 熊本地震の5年をたどる【動画】 熊本社会 4/14 6:00 最大震度7を2度記録した熊本地震は14日、前震から5年を迎える。上空を飛び、地上を歩き、被災地の今を見詰めた。南阿蘇村。はげた山の斜面が目を引く。ここが崩れて阿蘇大橋は峡...
「福祉避難所」確保進まず 九州、対象者数未把握の県も 政治くらし 4/11 6:00 災害時に特別な配慮が必要な高齢者や障害者などのために設置される福祉避難所。2016年の熊本地震では、開設予定だった福祉施設が被災したり一般避難者の殺到で混乱したりして、十...
被災者の見守り岐路に 熊本地震の訪問支援所、11市町村で閉所 社会熊本 4/10 6:00 熊本地震から5年近くがたち、被災者の見守り支援が転換期を迎えている。訪問相談を担う自治体の「地域支え合いセンター」を2020年度に運営した熊本県内14市町村のうち、11市...
ただいま南阿蘇 東海大卒業生、関東から移住し村職員に 社会熊本 4/9 6:00 熊本県南阿蘇村を「第二の故郷」とする若者が今春、村役場の職員になった。栃木県出身で同村にキャンパスがあった東海大農学部OBの粂川(くめかわ)雄樹さん(28)。熊本地震直前...
震災遺構「阿蘇大橋」保存へ 熊本県「地震のすさまじさ後世に」 熊本社会 4/7 6:00 5年前の熊本地震で崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)を震災遺構として保存するため、県は今年秋から、峡谷の中腹に残る橋桁の一部を岩盤に固定する工事を始める。本年度内に完了さ...
「益城町の被害あまりに知らない」震災に向き合い始めた10代 社会熊本 4/6 6:00 新型コロナウイルス禍で熊本地震の語り部活動が停滞する中、地元の10代の若者が「古里で起きた地震のことを詳しく知りたい」と動き始めた。地震当時は多感な中学生で「友達と地震を...
九州ラーメン党活動30年、被災者になり気づいたこと 社会熊本 4/5 6:00 全国の被災地で炊き出し活動をしてきた熊本県益城町のNPO法人「ボランティア仲間九州ラーメン党」。浜田龍郎理事長(76)も5年前の熊本地震で被災した一人だ。真っ先に駆けつけ...
地震後もコロナ下も…移り住んだ阿蘇にパワーもらう 熊本社会 4/4 6:00 ペンション経営・川崎久志さん(55)―自然にほれ、人にほれた阿蘇に恩返しを―。熊本県南阿蘇村でペンションを経営する川崎久志さん(55)は、四半世紀にわたり家族で通い詰めた...
城は勇壮、足元で消えゆく城下町 熊本地震5年 熊本社会 4/3 6:00 2016年4月の熊本地震で被災した熊本城が、天守閣の復旧を終えて勇壮な姿を取り戻しつつある一方で、お膝元の新町・古町地区(熊本市中央区)は急速に城下町らしさが失われている...
普賢岳復興の知恵、後世に「無人化施工」被災地で力 社会長崎 3/31 6:00 長崎県の雲仙・普賢岳の噴火災害(1990年11月~96年6月)で被災した地域の国による復興と防災事業が31日、区切りを迎える。大規模砂防施設などの整備を手掛けた国土交通省...
記録が備え 熊本の保健師、災害現場の経験共有 熊本社会 3/30 6:00 26年前の阪神大震災を皮切りに、新潟中越地震や東日本大震災の被災地に派遣され、熊本地震発生直後、被災者の見守り活動を指揮した保健師が3月末、定年を迎える。熊本市健康づくり...
春待つ「晃桜」22本 熊本地震5年、心癒えぬ両親 熊本社会 3/29 6:00 【伝える備える】熊本、大分両県で関連死を含め276人が犠牲となった2016年4月の熊本地震で、車ごと土砂にのまれ亡くなった熊本県阿蘇市の大学生大和晃(ひかる)さん=当時(...