「鉄旅」には紙の時刻表が似合う 経済社説・コラム 2/23 6:00 ネットで鉄道ファンがざわざわしていた。JR九州が昨年末に発表した今春のダイヤ改正の発表で、小さく書いていた一文。「駅で配布しておりましたポケット時刻表は製作いたしませんの...
緑化の決意の火 経済社説・コラム 2/19 6:00 先週、中国・内モンゴルの砂漠で緑化活動を続ける佐賀県の男性を紹介したところ、福岡県久留米市の宮崎吉裕さん(71)から連絡をいただいた。NPO法人「田主丸町緑の応援団」の団...
次の100年に向けて脱皮 経済社説・コラム 2/18 6:00 「聞きたいことがあれば、いくらでも説明します」。先日あった記者会見で三井松島ホールディングス(HD)の吉岡泰士社長がこう呼び掛けた。外資系証券やM&A(企業の合併・買収)...
株価は「千鳥足」? 経済 2/17 6:00 日経平均株価が3万円を超えた。1990年8月以来、30年6カ月ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」で人の動きが止まり、景況感は間違いなく悪いのに、経済...
鉄道と棒ラーメンがコラボ 経済社説・コラム 2/16 6:00 「マルタイ」といえば、福岡発の棒ラーメン。しかし、鉄道会社の社員や熱心な鉄道ファンは、ある車両を連想する。レールのずれを整える保守用車「マルチプルタイタンパー」、通称「マ...
国境越え、つながる世代 経済佐賀社説・コラム 2/11 6:00 中国・内モンゴルのオルドスの砂漠で緑化活動を続ける佐賀県小城市の坂本毅さん(55)。20代の頃、青年海外協力隊の一員で日本語教師として現地に入り、活動を始めてから30年。...
「緑化」の意思を継ぐ 経済社説・コラム 2/10 6:00 中国・内モンゴルの一角に、ある日本人の銅像が立っている。故遠山正瑛さん。鳥取大教授を退官後、乾いた砂漠の緑化運動に長く取り組んだ。2004年に97歳で亡くなった後、その功...
ウェブならではの発信も 経済社説・コラム 2/9 6:00 「紙はこの方向でいこう。では、ウェブのメニューはどうしようか」。今月から毎日の編集会議が大きく変わった。オンラインメディア「西日本新聞me(ミー)」が1日にスタート。紙面...
幸せの指標 経済 2/5 6:00 宮殿と自然との調和に息をのんだ。視界のすべてが世界遺産の街。かつて訪れたルクセンブルク。ガイドが「デラックスという言葉のルーツとされる国です」と繰り返し強調していた▼「ポ...
令和の里山づくり 経済社説・コラム 2/4 6:00 福岡市の東隣、新宮町の山あいに広がるミカン農園。多くの樹木の下半分は実も葉もなく、きれいに丸裸になっていた。「全部、鹿に食べられたんです」。案内してくれた小島(おしま)慎...
焼き鳥店、意地の時短営業 経済社説・コラム 2/3 6:00 ガラスケースに、丁寧に仕込まれた串がきれいに並んでいた。職場を早めに抜け出して、久しぶりに顔を出した福岡市内の焼き鳥店。カウンター席では、緊急事態宣言を受けて、自分の店を...
届かぬコロナ支援情報 経済社説・コラム 2/2 6:00 「そんなのがあるんですか?」。先日、知人が福岡市内で利用した個人タクシーの運転手は、車内での会話で驚いたような表情をみせた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣...