島との往来支え続け 福島口駅 長崎佐賀 11/27 13:23 松浦鉄道ひと巡り(9)午後6時20分、松浦鉄道(MR)福島口駅(伊万里市)に1両編成の列車が入った。制服姿の高校生6人が降りると足早にホームを過ぎていく。100メートルほ...
アジフライの聖地に 調川駅 佐賀長崎 11/27 13:20 松浦鉄道ひと巡り(8)昔は石炭の積み出し、今は「アジフライの聖地」の玄関口。調川(つきのかわ)駅(松浦市)は大きな変容を遂げた。石炭の時代が終わり、往来する人がめっきり少...
幻の淀姫市謎を探る 松浦駅 長崎佐賀 11/27 13:18 松浦鉄道ひと巡り(7)松浦駅から程近い淀姫神社(松浦市志佐町)で10月下旬、九電工の地元社員8人が境内を掃除していた。神社の例大祭、志佐くんちを控え「ここは市民の心のより...
「最西端」に宿る記憶 たびら平戸口駅 佐賀長崎 11/27 11:55 松浦鉄道ひと巡り(6)平戸大橋に最も近いたびら平戸口駅。駅舎入り口の右手に「日本最西端の駅」の石碑が立つ。1961年4月の昭和天皇巡幸を記念し、翌年に建立された。揮毫(き...
ぜんざい川は清流に 佐々駅 佐賀長崎 11/27 11:52 松浦鉄道ひと巡り(5)佐々駅(長崎県佐々町)のそばを流れる佐々川は、堤防を彩る河津桜とシロウオ漁が春の風物詩。河口にはカブトガニがすむ。「ぜんざい川」と呼ばれるほど黒く濁...
港と石炭のまち今昔 相浦駅 長崎佐賀 11/27 10:34 松浦鉄道ひと巡り(4)「ここはまんじゅう屋、あそこが薬屋。長くやっていたけれど、もうどこも閉まってしまったねえ…」空き店舗が目立つ佐世保市相浦町の商店街。食品や日用品を販...
駅舎の片隅 誘う匂い 左石駅 佐賀長崎 11/27 10:32 松浦鉄道ひと巡り(3)松浦鉄道(MR)の左石駅(長崎県佐世保市)に入ると、香ばしい匂いがする。元をたどると、駅舎の中で営業するたこ焼き店。その名も「駅たこ」。1坪半ほどの...
「研ぎ屋」の腕を信じ 北佐世保駅 長崎佐賀 11/27 10:08 松浦鉄道ひと巡り(2)「刃ば研いで差し上げましょうか。新品でも研いだ方が切れますけん」。松浦鉄道(MR)の北佐世保駅に近い佐世保俵町商店街。堀越刃物店の2代目、堀越忠二さ...
沿線の暮らしとともに 轟音の下、変わらぬ味 佐世保中央駅 長崎佐賀 11/27 9:56 松浦鉄道ひと巡り(1)佐世保駅を出発した松浦鉄道(MR)の列車が最初に止まる佐世保中央駅。次の中佐世保駅までわずか200メートル。「日本最短」の駅間のガード下には茶舗、洋...