「PTAが目の敵」は昔の話 志村けんの大爆笑展、大丸で軌跡をたどる 文化芸能 3/5 15:00 いまさら肩書を付ける必要もない「コメディアン」の第一人者、志村けんさん。大丸福岡天神店で開催されている「志村けんの大爆笑展」は、彼の46年間の「笑い」の軌跡をめぐる、初の...
響灘緑地グリーンパーク 植物の声が聞こえる森 福岡文化芸能 2/12 17:30 マイナスイオン、フィトンチッドなどなど、森の木々と触れることでの「癒やし」効果が語られだして、もうずいぶんとたつ。それは逆説的に、われわれは、そうして意識しなければ森と触...
福岡・相島 猫にとっての「楽園」に 文化芸能 1/15 13:00 猫の楽園が、福岡に存在するという。福岡市のお隣、新宮町の港から渡船で20分の相島。江戸時代には朝鮮通信使の接待所が置かれ、万葉集や続古今集にも歌われた歴史ある島だ。離島の...
かしいかえん 夢の場所は未来へと 福岡文化芸能 2021/12/4 17:30 鉄道ファンの間では、廃止路線への最後の乗車は「葬式鉄」と称されるが、遊園地の「みとり」はひたすら明るく、それ故に切なくほろ苦い。「かしいかえんシルバニアガーデン」は、西鉄...
ふくやの「ハクハク」 めんたいこワールドで味わう工場見学の魅力 福岡文化芸能 2021/11/6 17:32 工場…。それは、セキュリティーと高い壁に囲まれた、秘密のベールに包まれた場所であると同時に、なくてはならない日用品や食品を生み出す、最も身近な場所でもある。工場見学は、私...
イグ・ノーベル賞 本家に勝るとも劣らない注目度 文化芸能 2021/10/2 17:30 「研究」とは「物事の本質を極め、突き詰める」ことである。その「極め、突き詰めた」第一人者に授与されるのが「ノーベル賞」であるが、突き詰め方があらぬ方向に突き抜けていたり、...
カメの遊具なぜ多い 福岡市内の公園に点在 文化芸能 2021/9/4 14:30 コンクリート製の、無骨で巨大なカメの遊具のある公園。福岡市で幼少期を過ごした、もしくは子育てをした方なら、一度は遊んだ事があるだろう。だが、それが福岡市だけに存在する「特...
おしまイムズ 吹き抜けに詰まった「イズム」 文化芸能 2021/8/7 17:30 天神地区の高機能化を目指した大規模再開発プロジェクト、「天神ビッグバン」。天神の風景が様変わりする中、「イムズ」も取り壊されると聞いた私の第一声は、「えっ、どうしてイムズ...
『文喫』 想定外の本との「出会い」演出 文化芸能 2021/7/3 17:30 YouTubeを視聴していると、思ってもみない動画が、「おすすめ」にあがってくることがある。試しに見てみると、興味深い内容で、期せずして新たな世界が広がる…。そんな経験は...
「高畑勲展」 描かない巨匠の創造の軌跡 文化芸能 2021/6/5 17:32 たとえば、『火垂るの墓』と『かぐや姫の物語』。二つの作品を予備知識なしに見せられて、同じ監督の作品だと看破できる人が、いったいどれだけいるだろう。福岡市美術館（中央区）で...
ミイラ展 時を超えて問い掛ける死生観 文化芸能 2021/5/1 17:30 ミイラ…。その存在に、人はわけもなく惹（ひ）かれてしまう。ミイラというと、まず誰もが知るのがエジプトのミイラ。そして日本人としては、我（わ）が国の「即身仏」の姿が思い浮か...
『廃墟』 「無用」で「無益」な癒やし 文化芸能 2021/4/3 17:30 いつからだろう。廃墟（はいきょ）を「見る」ことが奇異な目で見られなくなったのは。肉や魚は整然とパックで並び、汚物は下水道が洗い流してくれる、清潔で秩序だった社会に暮らす我...
『ミニチュア』現実社会の縮図？ 文化芸能 2021/3/6 17:30 ミニチュア作品を前にして、心躍らぬ者はいないだろう。そこに「住む」小さな人間たちに我（わ）が身を仮託し、「世界」に入り込む。「小さな世界」だからこそ、「大きな想像」が膨ら...
