羽生・ア・ナイスデー!【詰まらない話 豊川孝弘50】 文化 2021/9/9 17:30 思いもかけずエッセーを執筆させていただくことになり、かなり戸惑ってしまった。このようなエッセーを書いたことは一度もなく、僕は全...
大山先生【詰まらない話 豊川孝弘49】 文化 2021/9/8 17:30 過去に2人の将棋指しの先生がこちらでエッセーを書いているが、芹沢先生に続いてもうお一人が大山康晴十五世名人である。僕は残念ながら、直接大山先生と対戦させていただいたことは...
芹沢先生【詰まらない話 豊川孝弘48】 文化 2021/9/7 17:30 僕は運よく西日本新聞にエッセーを書かせていただいているが、過去に将棋界でも2人の先生が本欄にエッセーを書かれていた。そのうちのお一人が故芹沢博文九段である。芹沢先生と言え...
かばんの中身【詰まらない話 豊川孝弘47】 文化 2021/9/6 17:30 僕の持ち歩いている荷物は異常に重いようだ。奨励会という将棋の修業時代から筋トレに励んでいたためか、重い荷物が全く苦にならないのだ。むしろ上腕筋を意識し鍛えるのにちょうどい...
写真【詰まらない話 豊川孝弘46】 文化 2021/9/3 17:30 将棋関係の撮影で写真を撮られることがまれにある。頑張ってどうなるというわけでもないのだが、やはりカメラを向けられると少しでもよく写りたいと、顔に緊張を走らせ得意の筋肉を動...
カラオケ【詰まらない話 豊川孝弘45】 文化 2021/9/2 17:30 今から10年ほど前になるが、福岡に家族で越してきてしばらくの間、僕は東京の杉並区にある阿佐ケ谷という場所で、ひとり仮住まいをしていた時期がある。そこは古びたアパートで狭め...
目の手術【詰まらない話 豊川孝弘44】 文化 2021/9/1 17:30 先日、目の手術をした。今から10年ほど前だっただろうか、僕は目の手術をしていたのだが、そのうちの左目の眼内レンズが落ちてしまったようだ。絶好調だった目が、突然グワーンと下...
けが【詰まらない話 豊川孝弘43】 文化 2021/8/31 17:30 自転車に乗っていて転んでしまった。自ら転ぶ車とはよく言ったものである。買い物に向かう途中でうっかり転んでしまい、膝小僧とひじに擦り傷をつくってしまった。対局前ということも...
手つき【詰まらない話 豊川孝弘42】 文化 2021/8/30 17:30 コロナ禍ということもあり、ネット将棋が盛況だ。皆さんもアプリをダウンロードし、スマホなどで将棋を楽しまれていることと思う。そういう僕もネット将棋をよく行っているほうだ。し...
宿題【詰まらない話 豊川孝弘41】 文化 2021/8/27 17:30 子供たちにとって楽しい夏休み。僕の中では「自由研究」「読書感想文」「絵日記」が夏休みの三大苦行だったわけだが、おそらく皆さんもそうであろう。「自由研究」という名前こそつい...
歩く【詰まらない話 豊川孝弘40】 文化 2021/8/26 17:30 僕はプロの将棋指しなので、月に何度か対局という名の将棋の勝負をしている。さまざまな棋戦があって、どの対局にも参加させていただいているのだ。つい先日もお~いお茶杯第63期王...
席主【詰まらない話 豊川孝弘39】 文化 2021/8/25 17:30 将棋を指す。というと今はネット将棋がメインだろうか…。そういう僕も、ネットを使用して研究会をやったり、実際に指したりしてよく使っているし大好きだ。だがコロナ禍でなかなか厳...
練習対局【詰まらない話 豊川孝弘38】 文化 2021/8/24 17:30 とある休みの日に、ふと弟子と将棋を指してみようと思いついた。緊急事態宣言下で自粛要請もあり、奨励会の対局に参加できなくなっていた弟子のことが、ずっと気になっていた。奨励会...
弟子【詰まらない話 豊川孝弘37】 文化 2021/8/23 17:30 プロの将棋指しになってだいぶ長くなった。将棋人生の中で、弟子を取るという話をいただいたりしたが、最初はどうしても弟子を取ることができなかった。現在は弟子も数人いて九州にも...
験担ぎ【詰まらない話 豊川孝弘36】 文化 2021/8/20 17:30 どんな世界でも、勝負事にはやはり「運」という要素は欠かせないものである。もちろん僕の所属する将棋の世界でも、やはり運は必要である。例えば、対局の終盤戦で持ち時間が無くなっ...
ニックネーム【詰まらない話 豊川孝弘35】 文化 2021/8/18 17:30 将棋指しには、おのおのニックネームのようなものがついている。福岡出身の佐藤天彦九段は、所作や雰囲気などから「貴族」と呼ばれ愛されている。彼の「投了リップ」は有名で、唇にゆ...
タイトル戦の楽しみ方【詰まらない話 豊川孝弘34】 文化 2021/8/17 17:30 タイトル戦に出場するということは、棋士にとって最高の名誉である。当然、勝負に対する気合の入りようも違ってくるはずだ。対局者がどんな戦型で挑むか、おのおのが予想しながら視聴...
勝負飯【詰まらない話 豊川孝弘33】 文化 2021/8/13 17:30 対局中の将棋飯ならぬ勝負飯が、思いのほか注目されるようになった。中でも、タイトル戦の合間に食べる藤井聡太二冠の食事風景は、将棋内容だけにとどまらず「観(み)る将」にとって...
王位戦【詰まらない話 豊川孝弘32】 文化 2021/8/12 17:30 今年も「お~いお茶杯王位戦」7番勝負の第4局が、九州は佐賀の嬉野温泉「和多屋別荘」で開催されることとなった。僕は、和多屋別荘には何度か訪れたことがある。「日本三大美肌の湯...
睡眠【詰まらない話 豊川孝弘31】 文化 2021/8/11 17:30 人生100年時代と言われるようになった。価値観も多様化され、ますます考える力が必要になってきている。将棋と言えば、まさにその「考える力」を必要とするゲームと言える。何十手...