「法隆寺」
「法隆寺」に関するこれまで扱われたニュース一覧を最新順に掲載しています。
仏像守った先人を思い高さ3メートルの傑作 百済観音像を模刻の京仏師
東長寺(福岡市博多区)の福岡大仏を制作した京仏師、高井〓玄(そうげん)さん(71)が元気にのみを振るっていると聞き、福岡市早良区内野にある工房「一乗院仏像彫刻所」を訪ねた。そこで目にしたのは、法隆寺(奈良県)にある長身の百済観音像の図。
宮大工、宮若に九州拠点 学校跡地に作業施設
奈良県の法輪寺の再建工事を手掛けるなど現代を代表する宮大工、小川三夫さん(72)が設立し、全国各地の130を超える寺社仏閣の建築や修繕に関わる寺社建築会社「鵤(いかるが)工舎」(栃木県塩谷町)が、宮若市の旧若宮西小跡地に作業施設を設ける。操業開始予定は来年春。
法隆寺参道に初のホテル
奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺の参道に初めて開業予定のホテルで3日、報道関係者向けの内覧会が開かれた。ホテルでは日本文化の体験ができ、訪日外国人観光客の宿泊を増やすのが狙い。
末吉さん(荒尾市)九州初の金賞 技能GP瓦ぶき競技 「日本建築の良さ伝えたい」
荒尾市樺の屋根施工会社丸宗(まるそう)瓦の瓦ぶき職人、末吉真也さん(36)が神戸市で開かれた「第30回技能グランプリ」(厚生労働省など主催)で金賞を獲得し、優勝した。瓦ぶき競技では九州勢初の快挙。
「蛍の光」の80年 デザイン部次長 大串 誠寿
卒業式で「蛍の光」を耳にする季節だ。苦学生が蛍の明かりで書を読んだとする中国の故事成語に由来する唱歌だが、後世の発明家は本当に書が読める蛍の光を作った。
国宝当麻寺西塔に飛鳥期舎利容器 最古級、奈良
奈良国立博物館(奈良市)などは14日、奈良県葛城市の当麻寺にある国宝西塔から飛鳥時代後期に作られたとみられる入れ子式の舎利容器が見つかったと発表した。舎利容器としては最古級で、金や銀を使った3重容器としては奈良県斑鳩町の法隆寺と大津市にあった崇福寺跡などから見つかったものを含め4例目。
滋賀の寺跡に法隆寺と同文様の瓦 蘇我氏勝利で勢力下に
奈良県斑鳩町にある世界遺産・法隆寺と同じ文様の瓦(7世紀後半)が滋賀県栗東市の蜂屋遺跡の寺跡で見つかり、滋賀県文化財保護協会が1日、発表した。法隆寺と同じ木型で作られた「忍冬文単弁蓮華文軒丸瓦」が奈良以外で見つかるのは初めてで、法隆寺との密接な関係がうかがえるという。
「みかわち陶器市」開幕 2万点を展示販売 佐世保市
佐世保市の伝統工芸品で日本遺産に認定されている三川内焼の展示販売会「みかわち陶器市」が4日、同市三川内本町の三川内焼伝統産業会館前で始まった。地元の窯元や商社など27団体が2万点以上を展示販売している。
強風で法隆寺重文しっくいに被害 奈良県―和歌山県の修験道古道も
奈良県教育委員会は18日、台風21号の強風による影響で、同県斑鳩町にある世界遺産・法隆寺の律学院本堂(17世紀、重要文化財)の縁の下のしっくい塗りが長さ約23メートルにわたりめくれる被害が見つかったと明らかにした。修復方法は協議中。
法隆寺の国宝に強風被害 奈良、台風21号で
奈良県教育委員会は5日、同県斑鳩町にある世界遺産・法隆寺で、いずれも国宝の建造物である「金堂」と「五重塔」に台風21号の強風による被害が見つかったと発表した。 県教委文化財保存課によると、金堂では建物上部に取り付けられた風鐸の舌部分(縦約19センチ、横約32センチ)が落下し、五重塔でも相輪につり下げられた風鐸の舌部分(縦約11センチ、横約7センチ)2枚が落ちた。
クローン文化財展始まる 松江、3Dで仏像や壁画を再現
3Dなどの最新技術と職人の手作業で、文化財を作製当時と同じ素材・形状で再現する「クローン文化財」の企画展が13日、松江市の島根県立美術館で始まった。 奈良・法隆寺の釈迦三尊像や中国・敦煌の莫高窟の壁画などを再現した約70点を展示。
春日古墳に長さ6メートルの空洞 石室?素粒子調査で判明
奈良県斑鳩町にある未発掘の円墳「春日古墳」(6世紀後半~7世紀初め)は、石室の可能性がある奥行き約6メートルの空洞が存在することが、物質を透過する素粒子「ミューオン」を用いた調査で判明したと、奈良県立橿原考古学研究所などが27日、発表した。ピラミッドなどの探査にも用いられる方法。
法隆寺で防火訓練 「絶えず心の戒めとして」と住職
「文化財防火デー」の26日、現存する世界最古の木造建築として知られる奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺で、僧侶や消防団員らが参加して防火訓練が行われた。 訓練に先立ち、焼損した壁画や黒焦げになった柱が保管されている収蔵庫で法要が営まれた。
マンホールのふた人気 大手メーカーのみやき工場から全国へ 多彩なデザイン カードもブームに
道を歩きながら、何げなく踏みつけているマンホールのふたをまじまじと見たことはありますか? 法隆寺や富士山、アンパンマン-。よく見ると地域の名所や町のイメージキャラクターなど自治体によってデザインが描かれたものもあり、マンホールのふたを目当てに各地を探訪する人もいるという。
伝えたいことがある 第8期こども記者の顔ぶれ 第8期こども記者 68人決まる<下>
きょうは12日に続いて西日本新聞「もの知りこどもタイムズ」の2017年度(第8期)こども記者を紹介します。こども記者制度は10年度にスタートし、17年度は68人です。
東京芸大が「クローン文化財展」 9月開催、遺跡壁画や三尊像
東京芸術大は14日、アフガニスタン・バーミヤン遺跡の壁画などシルクロードの文化財を特殊技術で再現した特別企画展「クローン文化財展」を9月から開催すると発表した。奈良・法隆寺の国宝「釈迦三尊像」の再現像など約70点を展示する。
九博 開館10年祝う
開館10周年を迎えた福岡県太宰府市の九州国立博物館(九博)で17日、記念式典と18日に開幕する記念特別展「美の国 日本」(西日本新聞社など主催)の開会式が行われた。 九博は2005年10月16日、東京、奈良、京都に次ぐ国立博物館として開館。
国宝、重文60件 一堂に 10月から
■九州国博で「美の国日本」 縄文時代から鎌倉時代までの名品を一堂に集めた特別展「美の国日本」が10月18日~11月29日、福岡県太宰府市石坂の九州国立博物館で開催される。 同館の開館10周年を記念して企画された。