長崎発・戦後75年「写真は語る」
連載

「長崎発・戦後75年「写真は語る」」

長崎平和推進協会の写真資料調査部会に所属する堀田武弘さんは戦後まもなくの地元紙記事を目にした。廃虚となった被爆後の長崎市内を撮った12枚組の写真の存在。何を語るのか-。

2020 5/29 15:00
長崎

原爆で一変…無残な姿になった文化の象徴

原爆に伴う火災で全焼した長崎市公会堂。人通りの多いエリアだったという

 絵はがきに写るのは長崎市公会堂。袋町(現在の栄町付近)に立ち、被爆前は市の公式行事や、市民による演劇、音楽会も数々開かれた。

2020 5/29 14:56
長崎

跡形なくなった寺院…大切な本尊も運び出せず 被爆後の光景

原爆に伴う火災で焼けた福済寺。長崎駅方向を撮影している

 わずかに常夜灯を残し、広大な伽藍(がらん)を誇った唐寺は跡形がなくなった。JR長崎駅近くに位置し、霊亀の上に立つ巨大な観音像で知られる福済寺(長崎市筑後町)の被爆後の光景だ。

2020 5/29 14:30
長崎

「帰宅が遅れていたら…」原爆投下、一命取り留めた88歳

原爆によって全焼し、鉄骨がなぎ倒された三菱長崎製鋼所。軍需用の鋼板などを生産していたという

 原爆で、鉄骨群はぐにゃりとなぎ倒された。写真は被爆後、長崎市の浦上駅付近から撮られた三菱長崎製鋼所の姿だ。

2020 5/29 14:00
長崎

被爆しつつも再生するクスノキ…今も伝える悲惨さ

被爆後の山王神社のクスノキ。絵はがきの写真の1枚に納められる

 原爆の熱線で幹が裂かれても、黒焦げになっても、木はやがて新芽を吹いた。 爆心地から800メートルの山王神社(長崎市坂本)にある被爆クスノキ。

2020 5/29 13:31
長崎

被爆の長崎映す「戦災絵はがき」 12枚の写真が語るもの

写真資料調査部会のメンバーとして、被爆後の長崎の写真を調べ続けている堀田武弘さん

 長崎平和推進協会の写真資料調査部会に所属する堀田(ほりた)武弘さん(78)は2年前、部会活動の資料収集で、めくっていた1945年11月23日付の地元紙記事の見出しが目に留まった。 わずか9行の記事が伝えるのは、廃虚となった被爆後の長崎市内を撮った12枚組の写真の存在だ。

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