
「街 みらい」 (3ページ目)
西日本新聞北九州本社は「街 みらい」と題して北九州市の未来に関わる街の動きなどを追い、北九州京築版で随時掲載します。
【街 みらい】折尾地区で買い物バス 駅前再整備で店舗減少 対象8自治区会 市内最大規模に
自動車などの移動手段を持たない「買い物弱者」を支援するバスの運行が13日、北九州市八幡西区の折尾地区で始まった。地区ではJR折尾駅近くの核店舗閉店などで、買い物に困る高齢者への対策が課題だった。
【街 みらい】用途変更で利用促進 東芝工場、スペースW跡地 北九州市都市計画審 病院など建設可能に
北九州市は5日、市都市計画審議会を小倉北区のホテルで開き、同区の東芝北九州工場(約4・5ヘクタール)と八幡東区のスペースワールド(SW、約27・8ヘクタール)の両跡地を、再開発できるようにする用途地域などの変更を承認した。市は県と調整し、12月上旬に正式決定する。
【街 みらい】日めくり1枚に1店の特典 クーポン付きカレンダーで商店街振興 各地にノウハウ伝授へ
八幡東区の八幡中央区商店街で地域振興などに取り組むグループ「中央町連絡協議会・結(ゆい)」は、商店街協同組合と連携して来年用のクーポン付き日めくりカレンダー「八幡東区中央町クーポレンダー」を製作し、今月から販売を始めた。50店舗が協力。
【街 みらい】2度の戦力外通告経験…カズ山本館長「子どもの館」の勢い支える 来館者毎年度80万人超
人口減と少子化が進む北九州市に、来館者が近年増加傾向にある子育て支援施設がある。「市立子どもの館」(八幡西区)は、来館者が毎年度80万人を超え、3月に累計1千万人を突破した。
【街 みらい】文化振興 民間主導で創作支援 北九州ミケランジェロの会発足 画家や彫刻家、デザイナー活躍できる街に
漫画や映画の街として知られるようになった北九州市を「画家や彫刻家、デザイナーも活躍できる地域にしよう」と、民間グループ「北九州ミケランジェロの会」が発足した。展示や交流の場を提供し、地元ゆかりの作家たちの創作活動を支援する。
【街 みらい】インフラ老朽化 水の街、水道管更新に悩む 岡垣町 財政難で交換追い付かず
「水のおいしい街」として知られ、豊かな地下水で上水道の大半をまかなう岡垣町の水道事業が苦境に立たされている。北九州市のベッドタウンとして宅地開発を進めた時期に整備した水道管が一斉に更新時期を迎えており、財政難から水道管の交換が追い付かないためだ。
【街 みらい】漫画、芸術で都市再生を 北九大と釜山の学生ら意見交換
北九州市は、漫画やアニメ、芸術作品などのコンテンツを活用した景観を含む街づくり、都市再生をテーマに、日韓両国の大学生らによる日韓交流プロジェクトを進めている。北九州市立大で公共政策を研究する学生と韓国・釜山市でデザインを専攻する学生らの交流を通じ、両地域のアニメやゲーム、映画などのメディア芸術、観光の新たなアイデアを提案してもらう狙いだ。
【街 みらい】決済の壁スマホで解消 北九州市がキャッシュレス実証実験 中韓にアピール
スマートフォンアプリを使って買い物や飲食の支払いをするスマホ決済の普及に向け、北九州市中心部の飲食店や観光施設など約50カ所で金融機関による実証実験が行われている。中国や韓国ではクレジットカードなども含め、現金を持ち歩かない「キャッシュレス決済」が主流になりつつあり、海外旅行先では両替の手間が省けることから、購買意欲の向上につながるとされる。
【街 みらい】漁業振興 北九州の魚、港から店へ直送 希望の商品をサイトで注文
北九州市近海の海の幸を全国に情報発信しようと、市は漁港から飲食施設へ新鮮な魚介類を直送するネットビジネスに注目している。市の担当者は「将来的には大消費地の首都圏などに向けてセールスし、販路拡大につなげたい」と期待する。
【街 みらい】高齢者支援 ロボット導入・IT見守り…北九州市「介護先進地」へ実証進む 人手不足解消へ
介護施設の職員負担を軽減するとともに、サービス向上につなげようと、北九州市は情報系の機器を駆使した施設運営や「介護ロボット」導入の先進地を目指している。施設の協力を得て実証事業を積極的に行い、国もモデル自治体として期待を寄せる。
【街 みらい】インバウンド誘致 北九州市ロケの映画がヒット タイから“巡礼ツアー” FCが観光に貢献
タイで5月から公開され、爆発的なヒットを記録する映画「Brother of the Year」のロケ地として、数々のシーンが撮影された北九州市を訪れるツアー商品を、タイの旅行会社「J-Plan」が10月末から発売する。北九州市のロケ地を巡るツアー商品が、タイで発売されるのは初めて。
【街 みらい】子育て支援 産科医が小児科医を紹介 初産妊産婦に好評
初産を迎える妊産婦が産婦人科医から小児科医を紹介され、育児相談やワクチン接種の指導などを無料で受けられる北九州市の単独事業の利用者が、制度開始の2016年10月から今年7月末までで約1200人となった。市子育て支援課は「産婦人科医から適切に事業の紹介が行われるようになり、利用者が増えている」としている。
【街 みらい】海外人材獲得 北九州の企業、韓国学生に注目
人手不足と就職難解消に妙手 中小企業を中心に人手不足に悩む北九州市で、就職難を迎えている韓国の人材を積極的に受け入れる動きが進んでいる。若者の失業率が高い韓国は、日本への就職に国を挙げて取り組んでおり、韓国の3大学は昨年度、北九州市と人材活用の覚書を交わした。
【街 みらい】超高齢団地 旧公団住宅が「ついのすみか」に
徳力団地に医療と福祉拠点 北九州市小倉南区、徳力団地-。1960年代半ばに開発された約2300戸のこの旧公団住宅の一角に診療所と特別養護老人ホーム(特養)を併設した「メディカル&ケアとくりき」が8月1日、オープンした。