
「あの映画 その後」
東日本大震災と福島第1原発事故からこの春で10年目に入る。これまで公開された数多くの震災原発事故関連のドキュメンタリー映画の中で印象に残る作品を選び、その監督と主な登場人物のその後を追った。
自然エネルギー新時代、政府の号令あれば一気に 河合弘之さんに聞く
あの映画その後 震災原発事故10年目へ~「日本と再生 光と風のギガワット作戦」(4) 福島第1原発事故に関わるドキュメンタリー映画の監督たちに、事故10年目に当たって話を聞く連載「あの映画 その後」の第4部。映画「日本と再生-光と風のギガワット作戦」(2017年)で再生可能(自然)エネルギーの優位性を訴えた河合弘之監督は、新型コロナウイルス感染拡大の渦中、その思いをさらに強くしている。
【関連】映画「日本と再生」をネット無料公開 自然エネ先進地を取材
連載「あの映画 その後」第4部で取り上げたドキュメンタリー映画「日本と再生 光と風のギガワット作戦」(2017年、100分)が、インターネットで無料公開されている。欧州をはじめ国内外で、再生可能(自然)エネルギーの先進地を取材し、地球環境保全や地域・経済振興に結びつけることができる再生エネの良さを伝える。
電力会社解体と自然エネ推進、分散型社会への道 金子勝さんに聞く
あの映画その後 震災原発事故10年目へ~「日本と再生 光と風のギガワット作戦」(3) 連載「あの映画 その後」第4部で取り上げたドキュメンタリー映画「日本と再生-光と風のギガワット作戦」(2017年、河合弘之監督)。立教大特任教授の金子勝さんは映画の中で、再生可能エネルギーを軸とした地域分散型の社会・経済システムづくりを訴えた。
原発輸出頓挫…安倍政権の「逆噴射」の果て、自然エネが救世主に
あの映画その後 震災原発事故10年目へ~「日本と再生 光と風のギガワット作戦」(2) 連載「あの映画 その後」の第4部で取り上げるドキュメンタリー映画「日本と再生-光と風のギガワット作戦」(2017年、河合弘之監督)は、立ち遅れた日本の再生可能エネルギーの普及をさまざまな角度から呼びかけた作品だ。再生エネは今、新型コロナ後の「グリーン・リカバリー」(持続可能な経済復興)の柱として、世界的にますます脚光を浴びる。
自然エネルギーが世界で急拡大、日本は後進国に 飯田哲也さんに聞く
あの映画その後 震災原発事故10年目へ~「日本と再生 光と風のギガワット作戦」(1) 福島第1原発事故関連のドキュメンタリー映画の監督たちにインタビューする連載「あの映画 その後」。第4部は国内外の再生可能エネルギーの動きを追った「日本と再生-光と風のギガワット作戦」(2017年、河合弘之監督)を取り上げる。
警告の無視、認められるのか 河合弘之監督、東電刑事裁判を見守る
福島第1原発事故関連のドキュメンタリー映画の監督と主な出演者にインタビューする連載「あの映画 その後」。第3シリーズで取り上げる「日本と原発 4年後」の河合弘之監督(76)は弁護士でもある。
「間違った道、刑事裁判で直す」福島原発告訴団の武藤さん問い続ける
福島第1原発事故関連のドキュメンタリー映画の監督と主な出演者にインタビューする連載「あの映画 その後」は、第3シリーズとして「日本と原発 4年後」(河合弘之監督)を取り上げる。弁護士である河合監督が事故の教訓を踏まえ、脱原発を訴えるドキュメンタリー。
見えにくくなった福島の傷は人の心の中にある 土井監督は問い続ける
今、福島は避難指示解除が相次ぎ、高速道や鉄道が全通する。水素製造施設やロボット開発拠点づくりが進み、国は復興をアピールする。
時がたち、避難者は追い込まれる 復興政策と実態にギャップ
福島第1原発事故の被害者14人のインタビュー記録映画「福島は語る」(土井敏邦監督)の登場人物の一人、村田弘(むらた・ひろむ)さん(77)は、国と東京電力を相手に損害賠償を求めて避難者たちが闘う「福島原発かながわ訴訟」の原告団長だ。福島県南相馬市から横浜市に避難して9年。
退去できぬ避難者に“罰金” 「今の政治象徴」憤る、ひだんれん幹事
福島第1原発事故関連のドキュメンタリー映画の監督と登場人物のその後を追う企画「あの映画 その後」。今シリーズは、被害者14人にインタビューし、それぞれの憤りや嘆き、悲しみに迫った土井敏邦監督(67)=佐賀県小城市出身=の「福島は語る」を取り上げる。
見ようとしなければ見えない苦悩 福島のいまを撮り続ける
福島第1原発事故(2011年)の直後から3年間、福島県飯舘村などの被災者たちを記録したドキュメンタリー映画「遺言-原発さえなければ」。豊田直巳さん(63)と野田雅也さん(45)が共同で監督を務めた。
「人の気持ちもつながりも放射能は壊した」飯舘村の元酪農家は嘆いた
福島第1原発事故(2011年)関連のドキュメンタリー映画の監督や登場人物たちは今、何を思うのか。福島県飯舘村を主舞台に事故後3年間を記録した「遺言-原発さえなければ」。
「聖火リレーと復興を重ねるのはおかしい」豊田監督、福島を追い続け
東日本大震災と福島第1原発事故からこの春で10年目に入る。これまで公開された数多くの震災原発事故関連のドキュメンタリー映画の中で印象に残る作品を選び、その監督と主な登場人物のその後を追った。