糸島野菜、デパ地下直送 地域商社「やますえ」博多大丸に出店
博多大丸(福岡市・天神)の地下2階に14日、糸島の新鮮な野菜を中心に、総菜や工芸作家の逸品も並ぶショップ「Freaks&Co・ITOSHIMA(フリークス&コー・イトシマ)」がオープンした。糸島市の地域商社「やますえ」が、多くの人に糸島産の食材を身近に感じてもらおうと出店。
門司港大好き清掃25年 永木さん海保長官表彰「美しい海引き継ぐ」
北九州市門司区老松の永木三茂さん(74)は25年以上にわたり、門司港の海岸を清掃している。海上保安庁が管理する国の重要文化財「部埼(へさき)灯台」(同区白野江)周辺の清掃も15年以上続け、昨冬に「海上保安庁長官表彰」が贈られた。
【速報】本屋大賞に福岡在住・町田そのこさん 「52ヘルツのクジラたち」
全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「2021年本屋大賞」が14日発表され、大賞に福岡県京都郡の町田そのこさん(41)の小説「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)が選ばれた。受賞作は、大分の海辺の街に移り住んできた女性が主人公。
京アニ事件遺族から命守るVR 「生きた証しに」防災体験装置を寄贈
2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で犠牲になった福岡市出身の兼尾ゆうみさん(当時22歳)の遺族が、火災や地震の疑似体験ができる防災体験装置など2種類を同市に寄贈した。設置された早良区の市民防災センターで3月、報道向けの体験会があり、記者が参加した。
シェフと障害者で磨いた2年間 就労支援レストラン、コロナ禍の奮闘
人気レストランを開いてきたシェフとともに、障害者が定食や弁当を調理し振る舞う福岡県飯塚市潤野のレストラン「食事処(どころ) 桜道場」が今月で開店から2年を迎えた。他の飲食店と同様に新型コロナウイルスの逆風を受けたが、仲間の働く機会を確保するため一丸となり乗り越えようとしている。
「落ちない鈴」の縁、磨きを掛けるユニホーム
火災に遭いながら焼け落ちなかった「落ちない鈴」が受験生の間で人気となっている太郎丸神社(福岡市西区)に、Tシャツが“お目見え”した。氏子と一緒になって毎週土曜日、鈴を磨く奉仕作業をしている九州大生がデザイン。
福岡知事当選の服部氏「まん延防止」の要請否定
11日投開票の福岡県知事選で初当選した元副知事の服部誠太郎氏(66)は12日、報道各社の取材に応じ、新型コロナウイルスの専用病床を770床から千床に拡大する方針を明らかにした。県内でも感染者が増加傾向にあるが、新型コロナ特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の適用については、「直ちに国に要請する状況にはない。
「結果分かっていた」相乗りに冷めた民意 投票率最低、コロナも影
福岡県知事選の投票率は、2015年を下回って過去最低を更新した。自民党や立憲民主党が元副知事の服部誠太郎氏を支援する「多党相乗り」の構図となったことで争点がぼやけ、選挙ムードが盛り上がらなかった。
戸畑祇園大山笠、メインの「競演会」中止を決定 2年連続
北九州市戸畑区の夏祭りで、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産「戸畑祇園大山笠」の振興会(麻生渡会長)は11日、定期総会を開き、今年のメイン行事「競演会」を昨年に続いて中止することを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、ワクチン接種も進んでいないことが理由。
シティハンターと北九州の夜景“共演” 小倉駅に壁面装飾登場
「シティーハンター」や「キャッツ・アイ」などの作品で知られる北九州市出身の漫画家北条司さんの作品キャラクターと、「日本新三大夜景都市」に選ばれた同市の夜景を並べて紹介する壁面装飾が、JR小倉駅の1階東側公共連絡通路にお目見えした。北条さんの作品と夜景のコラボレーションで駅一帯のにぎわいづくりにつなげたい考えだ。
街路樹、家具で第2の人生 休憩スペースに、JR八幡駅前の老木
JR八幡駅(北九州市八幡東区)前の国際通りに長年立っていた街路樹のケヤキが、テーブルや椅子など家具10点に生まれ変わり、近くの住宅商業ビル「さわらびガーデンモール八幡 一番街」(同区西本町4丁目)1階の休憩スペースに今月から設置されている。だれでも自由に利用できるよう開放されており、駅前の街路樹が新たな姿となって、市民に親しまれる存在になろうとしている。
♬咲いた、咲いた、チューリップのアート 直方市遠賀川河川敷
今春もチューリップが咲き誇った福岡県直方市の遠賀川河川敷の中之島公園(直方リバーサイドパーク)で、市観光物産振興協会の職員らが花びら、葉や茎を地面に敷き詰めるアート「インフィオラータ」に取り組み、カラフルなチューリップを描いた。 コロナ禍のため、イベントの「のおがたチューリップフェア」は2年連続で開催されなかったが、市民ボランティアが10万球を植えた球根から色とりどりの花が咲き、近くの桜並木や河岸の菜の花とともに多くの人々の目を楽しませた。
田川市4~6月給食費無償化 高齢者には商品券 コロナ下の生活支援
福岡県田川市は8日、新型コロナウイルスの影響を受ける高齢世帯や地元経済を支援するため、総額3億7934万円の対策事業を発表した。主なものは(1)65歳以上の高齢者1人につき5千円分の商品券配布(2)4~6月の小中学校の給食費無償化(3)プレミアム付き商品券2万セット発行-など。
“人魚が眠る寺”知っとうや? 「博多のトリビア」改訂版発行
「ういろうの発祥は博多」「人魚が眠る寺がある」-。ユニークな逸話とともに、博多の各地を紹介した無料観光マップ「実は知らない!?博多の49トリビア」の改訂版が発行された。
1年ぶりの「雲のうえ」は読者が主役 北九州の情報誌「コロナ下でも元気」
ユニークな切り口で北九州の魅力を紹介する情報誌「雲のうえ」の最新号が、1年1カ月ぶりに発行された。東京在住の一流クリエーターたちが手掛け、市内外に根強いファンも多いが、コロナ禍で現地取材が困難になった。
食事で障害児に笑顔も栄養も 「地獄の給食時間」機に嚥下食研究
北九州市の特別支援学校では、児童・生徒の障害の程度に応じて5段階で調理方法を変える給食を長年取り入れている。誤嚥(ごえん)事故を防ぎ、しっかりと栄養も取ってもらうため、全国でも珍しい取り組みを主導したのは、元栄養教諭の牟田園満佐子さん(65)=同市戸畑区。
「スマホ育児」自制心に影響なし? 久留米大「親の不安和らげる」
スマートフォンで乳幼児を遊ばせる「スマホ育児」は、子の自制心の発達を妨げスマホ依存を生じるなどの影響が指摘されるが、相関関係は認められなかった-。久留米大(福岡県久留米市)の浅野良輔准教授(社会心理学)の研究グループの調査で、こんな結果が出た。
福岡市のワクチン集団接種、4月下旬の3日間 高齢の民生委員対象
福岡市は5日、4月に一部の高齢者を対象に行う新型コロナウイルスワクチンの集団接種を、24、25、28日の3日間、マリンメッセ福岡B館(同市博多区)で実施すると発表した。各医院で行う個別接種については早ければ12日から始まる。