食・健康・環境
連載

「食・健康・環境」

食と農業、環境、そして健康は、輪のようにつながった一つのサイクル。より健やかな暮らしを送るためのヒントを、さまざまな現場に向き合いながらお伝えします。

2021 4/7 17:32
くらし

「弁当の日」で未来変える 親の一歩が大きなうねりに

市民有志が催した「ひろがれ弁当の日in宮崎シンポジウム~輝く笑顔と団らん」。講演やワークショップで大盛況だった=2011年4月、宮崎市

 「子どもが作る“弁当の日”」を推進する宮崎県。その広がりには行政の強力なリーダーシップと、今年で結成10周年を迎えた市民グループや大学との協働があった。

2021 3/24 17:32
くらし

なぜ?「弁当の日」実施率88% 宮崎県の小中高

宮崎県教委が主催する2020年度「笑顔つながる『みやざき弁当の日』写真展」で入賞した五ケ瀬町立三ヶ所小4年、吉田幹大さんの作品。コロナ禍で遠足が中止になり、臨時休校の時に作った弁当。「家族みんなの分を作るのは大変でしたが、家族みんなの笑顔が見れてうれしかった」という

 「子どもが作る“弁当の日”」を推進する宮崎県。小、中、高校での実施率は88%(2019年度)に上り、今月19日には宮崎市、延岡市、三股町で記録映画「弁当の日」の試写会も開かれた。

2021 2/24 17:30
くらし

「借金してまで続けるか」稲作農家に大規模化の圧力

水田脇の水路にたまった泥をさらう農家たち。経営規模に関係なく地域全体で取り組まなければ機能は維持できない=福岡県糸島市

 「息子がさ、『おやじよぉ。借金してまで百姓続ける必要あるか』って、言いだしたんだ…」。

2021 2/10 17:30
くらし

「口閉じテープ」いびきと口の乾燥防いで安眠

中島潤子歯科院長

 前日までなんともなかったのに、朝起きたら喉がヒリヒリして体がだるい-。空気が乾燥するこの季節、そんな経験をした人は少なくないだろう。

2021 1/13 16:46
くらし

ウイルス減に1日1回「鼻うがい」 内科医が提唱、防御機能回復に期待

【本格的な鼻うがいの方法(陽圧式)】少し前かがみになり、「エー」と声を出しながら片方の鼻の穴に食塩水を入れると、反対の鼻と口から出てくる

 通常のインフルエンザの場合、ウイルスが体内に侵入して1~2日で発症するのに対し、平均5日の潜伏期間があるとされる新型コロナウイルス。この間に主要な感染経路の一つ、鼻や喉に付着したウイルスを減らせれば、感染リスクも低減できるのでは-。

2020 12/16 17:00
くらし

「特別扱いしない」食卓変わる“取り分け離乳食”とは 栄養士が提案

中村さんは昆布といりこはボトルで水出しして常備しておく。シイタケは、ひたひたの水に浸してだし取り。カツオは、メニューによって厚削りと薄削りを使い分ける、とのこと

 わが子の離乳食作りをきっかけに、大人の食も見直そう-。自治体などが主催する離乳食教室を担当する栄養士、中村美由紀さんは「離乳食を特別扱いしないやり方を通じ、家族みんなの健康につながる食事作りを身に付けませんか」と、家族の食事から取り分けて作る「取り分け離乳食」を提案する。

2020 12/2 16:07
くらし

「そのままでいいの?」厳しい食環境の子ども “弁当の日”続ける意義

城戸久枝さん

 来年4月に一般公開される記録映画「弁当の日」の製作過程を追いながら、登場する子どもや関係者を取材したルポルタージュが出版された。

2020 11/18 17:00
くらし

九州の農、食、地域づくりに足跡 現場に学び続けた半世紀

「何を研究すべきか、現場の皆さんから教えていただきました」と語る甲斐諭さん

 古里宮崎で盛んだった畜産研究を振り出しに、農業経済学から「農、食、地域」をテーマに研究してきた九州大名誉教授、甲斐諭さん(76)=食料流通学=が先月、9年務めた中村学園大(福岡市)の学長を退任し、顧問に就任した。「私の先生は農業者、流通業者、そして消費者。

2020 9/23 14:05
くらし

子に異変…鉛筆の握り方、大丈夫?「体と精神は表裏一体の関係」

【鉛筆の正しい握り方】(1)鉛筆を親指と人さし指でつかみ、中指で支える(2)鉛筆の軸に人さし指を沿わせるように持つ(3)人さし指は折り過ぎず、親指よりやや先に出る(4)鉛筆の角度は横から見て約30度、前から見て外側に約20度傾ける。

 児童の鉛筆の握り方に不安を抱いた長崎県佐世保市立広田小の福田泰三教諭(53)。

2020 9/9 15:25
くらし

「センセー、肩が凝るとよ」どこかおかしい…子の鉛筆の握り方

悪い握り方の例(1)人さし指が「くの字」に曲がっている

 子どもの心と体の異変が叫ばれて久しい。近年、その変化が加速しているようだ。

2020 8/26 11:03
くらし

わずか5分で完成、酷暑には冷たいみそ汁を 山形県の郷土食「生汁」

安武家の朝食に並んだ、冷たいみそ汁(いずれも安武信吾さん撮影)

 記録的な酷暑で食欲が減退気味の人も多いのでは。夏バテ対策の食事メニューによく挙げられるのが、水分、塩分、ビタミンを補給できるみそ汁。

2020 7/29 14:58
くらし大分

生きる礎に…食育と防災の拠点 「日頃から培う」元市職員の奮闘

自身の体験に基づき、食と防災について講演することも多い柴田真佑さん

 毎年のように全国各地で経験したことのないような災害が起きる中、大分県佐伯市に来月1日、民間による食育と防災の拠点がオープンする。地元に食育を根付かせようと奮闘し、東北などの被災地に学んだ市の職員が早期退職して始める取り組みだ。

2020 7/15 15:03
くらし

災害関連死防いだ「食べる」支援 医師が語る“最強の備え”

豪雨被災地で、耳の不自由な人に筆談で状態を尋ねる太田秀人医師(左)=2017年8月、福岡県朝倉市

 東日本大震災の被災地で歯科保健活動に携わりながらも、想定外の事態が続き不完全燃焼に終わった「おおた歯科クリニック」(福岡県太宰府市)院長の歯科医師、太田秀人さん(51)。

2020 7/1 16:21
くらし

震災後に急増「肺炎アウトブレイク」 命救う口腔のケア、医師の報告

高齢者福祉施設で入所者の歯石取りなど口腔ケアケアに取り組んだ、歯科衛生士の鍬本房枝さん(左)=2011年5月、宮城県南三陸町(太田秀人医師提供)

 2017年7月の九州豪雨から、まもなく3年。毎年のように発生する“想定外”の事態に、われわれはどう備えるか。

2020 6/17 14:31
くらし

子どもの食、問われる親の意識 「早寝、早起き、朝ご飯」の実態調査

2001年、「子どもが作る“弁当の日”」に取り組んだ滝宮小の5年生たち

 福岡県糸島市の小学6年生を対象に、食生活を中心とした日常をアンケートした「糸島の子どもたちの食と暮らし2020」の報告書がまとまった。

2020 5/20 15:54
くらし

1日4分で筋力アップ、注目の運動「HIIT」 血糖値の改善にも

高強度インターバルトレーニング「HIIT」メニューの一例

 健康診断のたびに指摘されながら、なかなか実行できないものの一つが運動だろう。そんな中、体を1日たった4~5分動かすことで、筋力アップや血糖値の改善などにつながるという運動「HIIT」(ヒット)が注目されている。

2020 4/22 14:11
くらし

食、農の循環へ「筑後七国」構想 広がり模索 研究者が提案へ

「循環のまちづくり研究所」の中村修代表

 食卓などから出る生ごみを、循環施設(バイオガスセンター)で資源に変える福岡県の大木町「くるるん」とみやま市「ルフラン」。国連の持続可能な開発目標(SDGs)の考え方に沿う先進事例と言える。

2020 4/8 16:58
くらし

廃校をカフェに…転機は東日本大震災 生ごみ循環へ、みやま市の挑戦

バイオマスセンターに併設された憩いの場ルフランカフェ(今年1月28日に撮影)

 福岡県大木町の資源循環の仕組みに倣い、生ごみ循環を始めた自治体が、同じ南筑後地区にあるみやま市だ。2018年12月から、廃校となった小学校跡地で大木町の約3倍の処理能力を持つ循環施設「市バイオマスセンター・ルフラン」を軸に、台所から食と農、環境をつなぐ取り組みを進めている。

2020 3/11 15:12
くらし

「鼻呼吸こそ天然のマスク」専門家に聞く口腔ケア

「鼻呼吸」と「口呼吸」の違い

 新型コロナウイルスによる感染症が広がり、手洗いの励行など予防行動の呼び掛けが続く中、意外に触れられていないのが、口や鼻の健康保持の大切さ。

2020 2/26 15:13
くらし

「そこまでやる?と思われるかも」ごみ38.5%まで減少 福岡・大木町

「こうやって調べました」と、家庭での計量シーンを再現して見せる松永心雪さん(左)

 バイオガスプラント「おおき循環センター・くるるん」を核に、台所から出る生ごみの分別を通して食と農をつなぐ福岡県大木町。その循環の輪を回す原動力になっているのが「教育の力」だ。

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