ビルマ戦記を追う
連載

「ビルマ戦記を追う」

兵隊や軍医、捕虜、外国人といった、さまざまな人が書き残したビルマでの戦記50冊を、福岡県久留米市在住の作家・古処誠二さんが独自の視点で紹介します。

2019 12/20 6:00
文化

「月白の道」を読み解く ビルマ戦記を追う<50>

「月白の道」(創言社)

 私の生まれた昭和四十五年に出版された本である。著者は第五十六師団に軍医として属していた丸山豊氏で、同氏は詩人として知られている。

2019 12/19 6:00
文化

「ビルマ 遠い戦場」を読み解く ビルマ戦記を追う<49>

「ビルマ 遠い戦場」(原書房)

「シッタン河脱出作戦」のルイス・アレン氏の著作だが、本書では著者名が「ルイ・アレン」と表記されている。 個人によるビルマ戦総括の決定版と言っていい戦記である。

2019 12/18 6:00
文化

「中野學校」を読み解く ビルマ戦記を追う<48>

「中野學校」(平和書房)

 従軍記者としてビルマにも赴き、後年「インパール作戦従軍記」などを著した丸山静雄氏の著作である。昭和二十三年に発刊された本書の帯には「これこそ怖るべき國立スパイ養成所」といった文言が踊っている。

2019 12/17 6:00
文化

「ビルマの花」を読み解く ビルマ戦記を追う<47>

「ビルマの花」(みすず書房)

 様々(さまざま)な戦記を紹介してきたが、自身の体験を残せない方もいることを我々(われわれ)は忘れてはならない。戦没者である。

2019 12/16 6:00
文化

「ビルマ軍医戦記」を読み解く ビルマ戦記を追う<46>

「ビルマ軍医戦記」(光人社NF文庫)

 第四十九師団に触れたので本書も紹介しておきたい。副題は「地獄の戦場 狼兵団の戦い」である。

2019 12/15 6:00
文化

「破れ狼」を読み解く ビルマ戦記を追う<45>

「破れ狼」(連合出版)

 山砲兵で思い出したのが本書である。副題に「ビルマ戦線狼山砲第二大隊指揮班長の記録」とつけられている。

2019 12/14 6:00
文化

「砲煙シッタンに消ゆ」を読み解く ビルマ戦記を追う<44>

「砲煙シッタンに消ゆ」

 著作者として「菊砲第五中隊戦史編集委員会」とある。山砲兵第十八連隊第二大隊にあった第五中隊の部隊史なのだが、一読すると部隊史と個人史の中間といった印象を受ける。

2019 12/13 6:00
文化

「定本 菊兵団 軍医のビルマ日記」を読み解く ビルマ戦記を追う<43>

「定本 菊兵団 軍医のビルマ日記」(日本評論社)

 著者の塩川優一氏は平成六年に「軍医のビルマ日記」という本を出しており、本書はそれに追加や訂正をほどこしたものである。戦史から漏れている小部隊の行動などを意識して拾っているのが特徴的で、ビルマ戦記を追っている方には得るものが多いだろうが、まだ関心を持たずにいる方にはやや難解かも知れない。

2019 12/12 6:00
文化

「イラワジの誓い」を読み解く ビルマ戦記を追う<42>

「イラワジの誓い」

 本書も、戦記に興味のない方でも読みやすい一冊だろう。著者の八江正吉氏は第十八師団に属していた騎兵出身の将校である。

2019 12/11 6:00
文化

「カチン族の首かご」を読み解く ビルマ戦記を追う<41>

「カチン族の首かご」

 こちらも第五十五師団に属していた方の著した一冊なのだが戦記としては特異である。戦争中のある体験のみが記されている。

2019 12/10 6:00
文化

「アラカンの落日」を読み解く ビルマ戦記を追う<40>

「アラカンの落日」(西田書店)

 元軍医が書いた戦記は多い。罪悪感を伴う記憶が少ないからだろう。

2019 12/9 6:00
文化

「菊の防給」を読み解く ビルマ戦記を追う<39>

「菊の防給」

 縁の下の力持ち的な存在にもう少し触れておきたいと思ったので本書も取り上げることにする。第十一防疫給水部の部隊史である。

2019 12/8 6:00
文化

「あゝビルマ」を読み解く ビルマ戦記を追う<38>

「あゝビルマ」 

 本書には「第二十六野戦防疫給水部記録」という副題がつけられている。発行者は「元第二十六野戦防疫給水部 美鴨会」。

2019 12/7 6:00
文化

「細菌から象まで」を読み解く ビルマ戦記を追う<37>

「細菌から象まで」

 先に戦記というものの傾向に触れた。ついでなので、ここでもうひとつの傾向を書いておく。

2019 12/6 6:00
文化

「ビルマ日記」を読み解く ビルマ戦記を追う<36>

「ビルマ日記」

 この戦記の奧付には「中央公論事業出版」「頒価 八○○円」などとある。自費出版なのだろう。

2019 12/5 6:00
文化

「ビルマ商人の日本訪問記」を読み解く ビルマ戦記を追う<35>

「ビルマ商人の日本訪問記」(連合出版)

 著者のウ・フラ氏は一九三六年に日本を訪問し、二カ月滞在している。その旅日記はラングーン(ヤンゴン)の新聞社へ寄稿され、一九三九年に書籍化された。

2019 12/4 6:00
文化

「ビルマの風俗習慣」を読み解く ビルマ戦記を追う<34>

「ビルマの風俗習慣」(財団法人 南洋經濟研究所出版部)

「ある商社員と大東亜戦」に名前の出てくる国分正三氏は戦前ビルマで諜報(ちょうほう)活動等を行ったことで知られている。戦時中もビルマへ赴いているが、その活動詳細を知る機会に私はまだ残念ながら恵まれていない。

2019 12/3 6:00
文化

「ある商社員と大東亜戦」を読み解く ビルマ戦記を追う<33>

「ある商社員と大東亜戦」(旺史社)

 本書の副題は「徴用軍属ビルマ日記」という。内容はまさにその通りで、軍属としてビルマへ赴いた桑野福次氏の残した記録である。

2019 12/2 6:00
文化

「ビルマ戦記」を読み解く ビルマ戦記を追う<32>

「ビルマ戦記」(光人社)

 部隊碑でひとつ思い出したことがあるので後勝氏の「ビルマ戦記」も取り上げたい。本書は副題を「方面軍参謀 悲劇の回想」といい、序を瀬島龍三氏が寄せている。

2019 12/1 6:00
文化

「菊歩兵第五十六聯隊戦記」を読み解く ビルマ戦記を追う<31>

「菊歩兵第五十六聯隊戦記」

 前述の井上咸(はやし)氏は「敵・戦友・人間」において終戦後の軍旗奉焼にも触れている。将兵にとって軍旗の存在は非常に大きかったのである。

PR

PR

注目のテーマ