ビルマ戦記を追う
連載

「ビルマ戦記を追う」 (2ページ目)

兵隊や軍医、捕虜、外国人といった、さまざまな人が書き残したビルマでの戦記50冊を、福岡県久留米市在住の作家・古処誠二さんが独自の視点で紹介します。

2019 11/30 6:00
文化

「敵・戦友・人間」を読み解く ビルマ戦記を追う<30>

「敵・戦友・人間」(昭和出版)

 井上咸(はやし)氏が「収容所のロビンソンクルーソー」の二年前に著した戦記である。「栄光なき戦いの果てに」と副題が打たれている。

2019 11/29 6:00
文化

「収容所のロビンソンクルーソー」を読み解く ビルマ戦記を追う<29>

「収容所のロビンソンクルーソー」(毎日新聞社)

 収容所の日々を綴(つづ)った戦記は珍しくない。先に紹介した「アーロン収容所」もそうだし、数多いシベリア抑留記もそうだし、中でも有名なのは大岡昇平氏の「俘虜記」だろう。

2019 11/28 6:00
文化

「ビルマ脱出記」を読み解く ビルマ戦記を追う<28>

「ビルマ脱出記」(図書出版社)

 英印軍が刻々と迫る戦況にラングーン(ヤンゴン)はほとんど無法状態となり、略奪と放火が相次いだ。市民は軍の倉庫にも押しかけた。

2019 11/27 6:00
文化

「日本赤十字従軍看護婦」を読み解く ビルマ戦記を追う<27>

「日本赤十字従軍看護婦」

 元日赤従軍看護婦の会が編纂(へんさん)した本である。副題を「戦場に捧(ささ)げた青春」という。

2019 11/26 6:00
文化

「白衣の天使」を読み解く ビルマ戦記を追う<26>

「白衣の天使」(叢文社)

 副題に「ビルマ最前線 従軍看護婦死闘の手記」とある。会田雄次氏と同じ第五十三師団に属していた宮部一三氏の編纂(へんさん)になる本である。

2019 11/25 6:00
文化

「アーロン収容所」を読み解く ビルマ戦記を追う<25>

「アーロン収容所」(中公文庫)

 著者は第五十三師団に所属していた会田雄次氏である。日本人の書いたビルマ戦記としては最も有名な一冊だろう。

2019 11/24 6:00
文化

「日本兵のはなし」を読み解く ビルマ戦記を追う<24>

「日本兵のはなし」(マネジメント社)

 ビルマにおける様々(さまざま)な日本軍将兵の回想が六十一本収録された本である。体裁としてはルポライターによる証言集に近く、著者の玉山和夫氏は実際そうした手法を用いている。

2019 11/23 6:00
文化

「コヒマ」を読み解く ビルマ戦記を追う<23>

「コヒマ」(早川書房)

 インパール作戦を知らぬ日本人は少ないとしても、同作戦における最大の激戦地コヒマはどれだけ知られているだろうか。たとえば西日本新聞を読んでいる博多っ子の何割がコヒマにおける先人の戦いを知っているだろうか。

2019 11/22 6:00
文化

「最悪の戦場に奇蹟はなかった」を読み解く ビルマ戦記を追う<22>

「最悪の戦場に奇蹟はなかった」(光人社NF文庫)

 歩兵第百二十四連隊の評判の悪さに触れる形になった。実は先に紹介した「軍楽兵よもやま物語」にも同連隊に関する記述があり、ずばり「ゴロツキ」との呼称が使われている。

2019 11/21 6:00
文化

「烈兵団 インパール戦記」を読み解く ビルマ戦記を追う<21>

「烈兵団 インパール戦記」(光人社)

 インパール作戦はメディアで頻繁に取り上げられる。したがって本随筆でその様相を語る必要はなかろう。

2019 11/20 6:00
文化

「ビルマ讀本」を読み解く ビルマ戦記を追う<20>

「ビルマ讀本」(寶雲舎)

 戦記を戦争の記録と解釈するなら、戦時中に出版された書籍はそれ自体が戦記とも言える。時代が反映されているからである。

2019 11/19 6:00
文化

「火線と共に」を読み解く ビルマ戦記を追う<19>

「火線と共に」(東洋堂)

 本書が出版された昭和十八年五月、ビルマはまだ平和だった。ビルマ自体が独立を三カ月後に控えていたし、空襲は見られても連合軍の本格的な反攻開始は半年先のことである。

2019 11/18 6:00
文化

「地獄の戦場 泣きむし士官物語」を読み解く ビルマ戦記を追う<18>

「地獄の戦場泣きむし士官物語」(光人社NF文庫)

 門司に「花千里」という飲食店があると聞く。そこでは「ビルマうどん」なるものを出しているという。

2019 11/17 6:00
文化

「軍楽兵よもやま物語」を読み解く ビルマ戦記を追う<17>

「軍楽兵よもやま物語」(光人社)

 ペグー山系に立て籠(こ)もった方の書いた本をさらっていて思い出したのが、斎藤新二氏の手にかかる本書である。軍楽兵という存在は広く知られていても軍楽兵だった方の書いた戦記となれば珍しい。

2019 11/16 6:00
文化

「鬼哭啾啾」を読み解く ビルマ戦記を追う<16>

「鬼哭啾啾」(毎日新聞社)

 戦記には副題のつけられているものが大変多い。それも内容を率直に表しているものばかりである。

2019 11/15 6:00
文化

「シッタン河脱出作戦」を読み解く ビルマ戦記を追う<15>

「シッタン河脱出作戦」(早川書房)

 戦時中に語学将校を務めていたルイス・アレン氏の著作である。同氏は「シッタン作戦」を自身の目で見、終戦後は俘虜(ふりょ)収容所において日本軍将校の尋問も行っている。

2019 11/14 6:00
文化

「魔のシッタン河」を読み解く ビルマ戦記を追う<14>

「魔のシッタン河」(旺史社)

 第百十八兵站(へいたん)病院で勤務した亀尾進氏の回想記である。九州医専を卒業し、昭和十八年四月に召集令状を受け、同氏は軍医見習士官となって出征した。

2019 11/13 6:00
文化

「ビルマの風鐸」を読み解く ビルマ戦記を追う<13>

「ビルマの風鐸」(叢文社)

「日赤従軍看護婦が見たビルマ最後の日」という副題がつけられている。著者は日赤広島班で婦長を務めた福田哲子氏であるが、本書の第一部は和歌山班の悲劇にあてられている。

2019 11/12 6:00
文化

「軍属ビルマ物語」を読み解く ビルマ戦記を追う<12>

「軍属ビルマ物語」(旺史社)

 中部ビルマのメイクテーラは兵站(へいたん)の町であり、ビルマで戦った部隊の多くは通過の経験くらいしか持たない。よって同地での勤務経験がある吉市繁光氏の「軍属ビルマ物語」の価値は高い。

2019 11/11 6:00
文化

「ああ 菊兵団 -ビルマ縦断作戦-」を読み解く ビルマ戦記を追う<11>

「ああ菊兵団-ビルマ縦断作戦-」

「ああ 菊兵団 -フーコン作戦-」の続編という形で三年後に著された本である。フーコン谷地撤退後から終戦までが記されている。

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