コーナー

「光と闇を見つめて―炭鉱と美術」

かつて炭鉱で栄えた福岡県の筑豊や三池地方は多くの美術家を育んだ。日本経済を下支えした石炭産業の背後で、人々は表現に何を託したのか。美術家として活動しながら産炭地の文化史を研究する國盛麻衣佳さんがつづります。

2021 4/21 17:30
文化

脳梗塞で退職…左手で描いた郷愁の万田坑 牟田英昭

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 慣れ親しんだ場所が時とともに変化することは、喜ばしさと同時に少しの寂しさを感じる。その場所が一躍有名にでもなったとしたら、誇らしさと同時に当時の姿とのギャップを感じるかもしれない。

2021 4/20 17:30
文化

発展の影に公害や差別 赤白タンクに託す希望 池田和秀

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 私たちの生活に欠かせないプラスチック、合成ゴム、合成繊維、化粧品などは石油を原料にして作られるものが多い。石油が原料となる前は、石炭がその役目を担っていた。

2021 4/15 17:30
文化

爆破解体された竪坑櫓 「穏やかに」記憶をとどめる 古賀兼吉 

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 捨ててしまった手紙や写真を「取っておけばよかった」と思ったり、既にいなくなってしまった人に「もっと聞いておけばよかった」と思ったり。見たい、聞きたいと思った時に叶わず、残念に思ったことはないだろうか。

2021 4/14 17:32
文化

逆境が生んだ画家の「個」 クレパスで描く優しい風景 江上茂雄 

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 私たちには、それぞれに毎日見る風景がある。家の中、玄関、通学路や通勤路。

2021 4/13 17:30
文化

絵が伝える大牟田の熱気 現場が育んだリアリズム 吉田利次

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 私たちは今日、世界各地のデモの様子をさまざまなメディアを通して目にする。要求や主張を世論に訴えるデモは参加の方法も多様となり、現場に行かなくとも、インターネットやSNSで瞬時に参加することができるようになった。

2021 4/7 17:30
文化

労働争議に刺激受けた集団 アスファルトが時代を暗喩 九州派

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 「東京は文化の中心地」「芸術は、富める人や文化人が嗜(たしな)むもの」。現代においてこのような価値観は持たれなくなった。

2021 4/6 17:30
文化

実現しなかった「鉄塔」計画 残したのは 歴史捉え直す機運 川俣正

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 美術やアートと聞けば、絵画や彫刻などの作品がある場面を思い浮かべるだろう。しかし、鑑賞しに来たものの目の前に作品はなく、美術家に「これから何をしましょうか」と問われたらどうだろう。

2021 4/2 17:30
文化

地道に近づいた廃鉱の空気 それぞれの心象風景を問う 森田秀樹

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 私たちが何げなく日々暮らす風景は、少しずつ、あるいは急速に変化している。最近まであったはずの場所が気付いたら無くなっていたり、かつてあった場所に何が建っていたか思い出せなかったり。

2021 4/1 17:30
文化

田川発「日本のポップアート」 立石大河亞

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 地域の文化は、そこで暮らす人や往来する人々によって作られる。農村は、地縁や血縁によって文化が脈々と作られたが、炭鉱町は各地から様々(さまざま)な背景を持つ人が流入し、混じり合うことで独特の文化が作られていった。

2021 3/29 17:30
文化

人工的な「母なる大地」 原風景が培う造形感覚 野見山暁治

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 「母なる大地」と聞くと、どんな風景を思い浮かべるだろう。美しい自然と、生命の豊かなイメージではないだろうか。

2021 3/24 17:30
文化

現場は事故と隣り合わせ 救護隊描いた元保安職員、山近剛太郎

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 顔全体を覆うマスクと防護服を身につけ、新型コロナウイルスと戦う医療従事者の姿をニュースで見かけない日はない。2011年の東日本大震災でも同じように、防護服姿の作業員が福島第1原子力発電所の事故処理に当たっていた。

2021 3/23 17:30
文化

記録作家の意外な版画作品 上野英信

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 上野英信(1923~87)は、筑豊を中心とした炭鉱労働の実態を明るみに出した記録文学作家として知られる。石炭産業は近代化や戦後復興を下支えし、今日の社会基盤を形成した基幹産業として必要不可欠なものであった。

2021 3/19 17:30
文化

鋭く問う「世界の記憶」 山本作兵衛

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 今日、私たちはそれぞれの生活を簡単に記録し、共有することができるようになった。ふとした瞬間をカメラやスマートフォンで撮影し、発信する。

2021 3/17 17:32
文化

仲間愛した力自慢の「支柱」 生き様写すレリーフ うえだひろし

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 近代炭鉱での地下の仕事ぶりは、どのようなものであったのだろう。福岡県水巻町には、力自慢の炭鉱夫が豪快かつ繊細な彫刻刀使いで坑内の様子を彫り出した、巨大なアルミ鋳造のレリーフがある。

2021 3/16 17:28
文化

知られざる坑内の闇へ 素朴な版画がいざなう 千田梅二

光と闇を見つめて―炭鉱と美術

 木版画は多くの人にとって、小学校の図工や中学校の美術の授業で経験した表現の一つではないだろうか。

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