文化面
掲載面

「文化面」

西日本新聞の朝刊 文化面に掲載されたニュースを提供します。

2021 10/20 17:30
文化

【詩時評】漢字の感じ、わが内なる声 森永和子、藤山増昭、岩下祥子

森永和子さん

 先日、薩摩焼窯元の十五代沈壽官さん宅で、一九八二年の司馬遼太郎さんの十四代沈壽官さん宛の手紙を読ませて頂(いただ)きました。

2021 10/20 17:30
文化

前史(下) 「よかトピア」の終了後 アジアマンス 核として

 何度もくり返すようだが、日本におけるアジア映画紹介は外務省管轄の国際交流基金が中心にあった。加えて、民間でも注目すべき動きがあった。

2021 10/20 17:30
文化

自転車釣行【クリアキ・カリブー 栗秋正寿26】

クリアキ・カリブー

 ぼくが初めてアラスカで魚釣りをしたのは、1995年夏のデナリを登った後のサーモン釣りだった。98年冬のデナリに単独で登ったぼくは、下山後にアラスカを歩いて縦断した“水平の旅”でも、グレイリング(カワヒメマス)やレイクトラウトなどを釣り、アラスカの味を楽しんだ。

2021 10/19 17:30
文化

アジアフォーカスに「先立つ」映画祭の存在 佐藤忠男氏ともつながり

 アジアフォーカスに直結する動きが1987年に始まる。当時、映画の自主上映をする「オフィス・ヌーベルヴァーグ」という事務所があった。

2021 10/19 17:30
文化

山の旅人【クリアキ・カリブー 栗秋正寿25】

クリアキ・カリブー

 2020年3月、米アラスカ州にあるデナリ国立公園は、世界中に蔓延(まんえん)している新型コロナウイルスの影響により、同シーズンのデナリとフォレイカーの登山許可を取り消すと発表した。日本国内でも感染拡大防止のため、昨夏の富士山のすべての登山道が閉鎖された。

2021 10/18 17:30
文化

無力でも歩む人間賛歌 戦争を経て、死や老い見つめた晩年 糸園和三郎展

糸園和三郎「ブランコの老人」1979年 大分県立美術館

 大分県中津市出身の洋画家糸園和三郎(1911~2001)の絵画には、絶えず人間が登場する。その姿は静かで、不安げで、なすすべがなく立ちすくんでいるようにも見える。

2021 10/18 17:30
文化

アジア映画上映、福岡では80年代から活発に 土地柄も開催を後押し

福岡中国映画会が発行していた「銀幕消息」

 バブル経済に突入する1980年代、福岡ではアジア映画はどのように上映されていたのだろうか。もっとも早い時期に福岡でアジア映画がまとまって上映されたのは、82年の国際交流基金映画祭「南アジアの名作を求めて」の巡回ではないだろうか。

2021 10/18 17:30
文化

冬のデナリ【クリアキ・カリブー 栗秋正寿24】

クリアキ・カリブー

 <冬のデナリ登山は、とてつもない危険を伴うので、山への挑戦というよりもむしろばかげたことだといえます。世界的な登山家がこれまでにも何人か、行方不明になったり、文字どおりの瞬間冷凍で亡くなっています! 冬場に強まるジェット気流の影響から、時速160キロを超える風が山の側壁上部から吹き下ろしてきます。

2021 10/17 17:30
文化

百年の赤煉瓦 山尾彩香

山尾彩香さん

 昔の地図を見てみると、どうやらすぐそこに海岸線があったようだ。だから元寇(げんこう)防塁が館の裏手で発掘されたし、学院の創立者が海で洗礼を授けている古写真があるわけだ。

2021 10/17 17:30
文化

社会人野球通じ平成不況描く 池井戸潤『ルーズヴェルト・ゲーム』

都市対抗野球九州地区予選第1代表決定戦で西部ガスを破って本大会出場を決め、喜びを爆発させるホンダ熊本ナイン=10月3日、北九州市民球場

 米大リーグ、エンゼルスで活躍する大谷翔平の父・徹は、社会人野球三菱重工横浜で主に1、2番を打つ外野手として5年ほどプレーした。

2021 10/15 17:32
文化

分断の「水俣」共有される未来 未発表含め83点、スミス夫妻の写真展

本展で初公開された友人とふざけあう胎児性患者の少年(アイリーン・美緒子・スミス撮影)

  水俣病を巡る訴訟の原告団体が先月、全被害者の救済を求める署名をインターネットサイト「Change.org」で始めた。公式確認から65年。

2021 10/15 17:30
文化

登山スタイル【クリアキ・カリブー 栗秋正寿23】

クリアキ・カリブー

 高峰登山はおもに3つの方法に分けられる。 「アルパインスタイル」とは、少人数で荷上げをせずに一気に山頂を目指す登山方法である。

2021 10/14 17:30
文化

近代洋画の父・黒田清輝と美人画の岡田三郎助 佐賀県美で特別展

黒田清輝「舞妓」(1893)

 「日本近代洋画の父」と「美人画の岡田」。佐賀県立美術館(佐賀市城内)の特別展「白馬、翔びたつ-黒田清輝と岡田三郎助」で紹介されている110点の作品は、そう2人が称されるゆえんを示しながら、近代化の中で西洋美術が「輸入」された経緯をたどる。

2021 10/14 17:30
文化

アジア映画の新しい波 1980年前後から一斉に バブル経済も追い風

 アジア太平洋博覧会のために埋め立てられた百道の海岸線は、今ではよかトピア通りと呼ばれている。かつての百道浜は、今のような人工海岸の細かな砂ではなく、小石まじりの砂利のざらざらゴツゴツした海岸だった。

2021 10/14 17:30
文化

単独行【クリアキ・カリブー 栗秋正寿22】

クリアキ・カリブー

 単独登山とは、文字通り孤立無援(こりつむえん)で登山をすることである。日本ヒマラヤ協会会長の山森欣一(やまもりきんいち)さんは、山岳雑誌『山と溪谷』2012年3月号のなかで、「登山者にとって、まわりからのサポートが期待できない状況で登山することは、最大の不安である。

2021 10/13 17:30
文化

70年代彩った異色月刊誌「面白半分」 権威主義に逆らう“遊び場”

臨終号では、初代編集長を務めた吉行淳之介が面白半分を振り返っている

 1970年代に異彩を放った月刊誌「面白半分」。このミニ企画展が福岡県八女市の田崎廣助美術館で24日まで開かれている。

2021 10/13 17:30
文化

「助走」 玄洋社のアジア主義と89年からの天神の変貌

 福岡における映画祭の助走はいつ始まったのか。アジア太平洋博覧会「よかトピア」というのが定説だが、もう少し広く見てみたい。

2021 10/13 17:30
文化

雪洞【クリアキ・カリブー 栗秋正寿21】

クリアキ・カリブー

 冬のアラスカは低気圧の墓場とも言われ、台風並みの風が吹き荒れる。この風に対処するため、ぼくは雪洞(せつどう)を多用している。

2021 10/12 17:32
文化

【あなたに似た人・岩松了】無関係であることの可笑しみ

撮影・星野楽

 時々、思い出してはその可笑(おか)しさについて「あれはどういうことだろう?」と思うことがある。 電車の吊(つ)り革を掴(つか)んだらいきなりそれが外れてて物凄(ものすご)く驚いた、というその驚きの話を懸命に話すのだがそれが聞いてる人に今ひとつ伝わらない、という私の身辺で起こった実際の話。

2021 10/12 17:30
文化

北九州市立大「北方シネマ」 22、23日に上映会と講演会 3氏招き 「私」から語る世界のこと

左から森達也さん、望月衣塑子さん、伊藤詩織さん

 映画監督の森達也さん、東京新聞記者の望月衣塑子(いそこ)さん、ジャーナリストの伊藤詩織さんを招いた映画の上映会と講演会「『私』から語る世界のこと」が22、23日、北九州市立大(同市小倉南区)で開かれる。3人の表現や言葉から、「私」を主語にした生き方を考える。

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