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「伝える備える 熊本地震5年」

「伝える備える 熊本地震5年」に関するこれまで扱われたニュース一覧を最新順に掲載しています。

2021 4/17 6:00
熊本社会

癒えぬ悲しみ、それでも… 熊本地震本震5年

大和晃さんが犠牲となった阿蘇大橋崩落現場近くを訪れ、慰霊する(右から)父卓也さん、母忍さんと兄翔吾さん。奥は新たに開通した新阿蘇大橋=16日午前1時32分、熊本県南阿蘇村(撮影・穴井友梨)

 熊本、大分両県で震災関連死を含め計276人が犠牲となった熊本地震は16日、「本震」から5年を迎えた。被害の大きかった熊本県南阿蘇村などで遺族や住民らが鎮魂の祈りをささげた。

2021 4/16 6:00
熊本社会

熊本再生と共に育った5歳 両親から伝えたい「誰かを支える人に」

5歳になった沙和ちゃん(手前)と、長迫さん一家=熊本市中央区

 熊本地震が起きた2016年4月、熊本市で生まれた赤ちゃんは約600人。その赤ちゃんそれぞれに物語がある。

2021 4/15 6:00
経済熊本

IT集積し復興手助け 山都町の「MARUKU」、過疎地に雇用生む

熊本県山都町のオフィスで会議するMARUKUの小山光由樹社長(右から2人目)ら

 ITベンチャーの「MARUKU」は、2016年4月の熊本地震の翌年に熊本県山都町で創業した。県内にIT企業を集積させる活動にも取り組む。

2021 4/15 6:00
熊本社会経済

熊本再生へつながる「動脈」 阿蘇観光、市民生活に光

熊本地震復旧インフラ

 熊本地震から5年。被災した国道57号やJR豊肥線、新阿蘇大橋など主要なインフラは着々と復旧が進んでいる。

2021 4/15 6:00
熊本

「健康や生活費不安」「地震思い出しつらい」…心の傷癒えぬまま

激震が襲った熊本県益城町の住宅地。熊本地震から5年経った今も、被災者の心は癒えていない=1日、本社ヘリから

 熊本地震で被災し、熊本市と熊本県益城町、南阿蘇村の災害公営住宅などに入居した100人を対象にした西日本新聞のアンケートで、「生活で困り事や不安はある」は67%を占めた。健康状態への不安が最も多く、生活費の負担が続いた。

2021 4/14 6:00
熊本くらしくらし九州ニュース社会社会

熊本地震で被害出た「盛り土」 九州は安全確認済み市町村ゼロ

 熊本地震などで家屋に被害が出た「大規模盛り土造成地」について、国土交通省が求めている安全性の調査を完了した自治体が、今年3月時点で3・9%にとどまることが分かった。九州の調査対象は171市町村で、すでに終えた自治体はない。

2021 4/14 6:00
社会熊本

どん底の被災者に元日の「奇跡」 元妻から届いた娘の写真

ペーパークラフト教室で子どもに作品を見せる石井さん=10日、熊本市東区

 2016年4月の熊本地震で震度7の揺れに2度見舞われた熊本県益城町。長年暮らしてきたアパートが全壊した石井光広さん(62)は、別れた妻と暮らす娘2人とのつながりを転居で断たれ、一時は酒におぼれた。

2021 4/14 6:00
熊本社会

折れた階段、壁全体に亀裂…校舎の傷に思う「あの日」 震災遺構の旧東海大阿蘇キャンパス

キャンパス内には地震による地割れも残る

 熊本地震の記憶と記録を後世に伝えようと、整備・保存されている南阿蘇村の旧東海大阿蘇キャンパス1号館。昨年8月のオープン以降、県内外から約1万5千人が足を運んだ。

2021 4/14 6:00
熊本社会

復興一歩ずつ、確かな歩み 熊本地震の5年をたどる【動画】

大規模な土砂崩れ跡が残る崩落した阿蘇大橋付近=2017年4月

 最大震度7を2度記録した熊本地震は14日、前震から5年を迎える。上空を飛び、地上を歩き、被災地の今を見詰めた。

2021 4/11 6:00
政治くらし

「福祉避難所」確保進まず 九州、対象者数未把握の県も

熊本地震の発生後、多くの一般避難者が身を寄せた「ひろやす荘」(ひろやす荘提供)

 災害時に特別な配慮が必要な高齢者や障害者などのために設置される福祉避難所。2016年の熊本地震では、開設予定だった福祉施設が被災したり一般避難者の殺到で混乱したりして、十分に機能しなかったとされる。

2021 4/10 6:00
社会熊本

被災者の見守り岐路に 熊本地震の訪問支援所、11市町村で閉所

災害公営住宅で見守り支援を続ける「minori」の高木聡史代表(左)=1日午後、熊本県益城町

 熊本地震から5年近くがたち、被災者の見守り支援が転換期を迎えている。訪問相談を担う自治体の「地域支え合いセンター」を2020年度に運営した熊本県内14市町村のうち、11市町村が3月末までに閉所。

2021 4/9 6:00
社会熊本

ただいま南阿蘇 東海大卒業生、関東から移住し村職員に

4月から南阿蘇村職員になった粂川さん。学生時代を過ごした黒川地区で暮らす=3月、熊本県南阿蘇村

 熊本県南阿蘇村を「第二の故郷」とする若者が今春、村役場の職員になった。栃木県出身で同村にキャンパスがあった東海大農学部OBの粂川(くめかわ)雄樹さん(28)。

2021 4/7 6:00
熊本社会

震災遺構「阿蘇大橋」保存へ 熊本県「地震のすさまじさ後世に」

熊本地震で崩落した阿蘇大橋跡=6日午後、熊本県南阿蘇村

 5年前の熊本地震で崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)を震災遺構として保存するため、県は今年秋から、峡谷の中腹に残る橋桁の一部を岩盤に固定する工事を始める。本年度内に完了させ、村に管理を移管する方針。

2021 4/6 6:00
社会熊本

「益城町の被害あまりに知らない」震災に向き合い始めた10代

語り部の永田さん(手前右)に、地震の体験を語る江口さん(左端)=3月30日、熊本県益城町

 新型コロナウイルス禍で熊本地震の語り部活動が停滞する中、地元の10代の若者が「古里で起きた地震のことを詳しく知りたい」と動き始めた。地震当時は多感な中学生で「友達と地震を話題にすることも避けてきた」若者3人だが、3月末に震源となった布田川断層帯の横ずれが露出する熊本県益城町の堂園地区で見学会を開催した。

2021 4/5 6:00
社会熊本

九州ラーメン党活動30年、被災者になり気づいたこと

「寄り添う気持ちで支援することが大切」と語る九州ラーメン党の浜田龍郎理事長=3月、熊本県益城町

 全国の被災地で炊き出し活動をしてきた熊本県益城町のNPO法人「ボランティア仲間九州ラーメン党」。浜田龍郎理事長(76)も5年前の熊本地震で被災した一人だ。

2021 4/4 6:00
熊本社会

地震後もコロナ下も…移り住んだ阿蘇にパワーもらう

阿蘇五岳を望む外輪山中腹でペンションを営む移住者の川崎久志さん=3月下旬、熊本県南阿蘇村

 自然にほれ、人にほれた阿蘇に恩返しを―。熊本県南阿蘇村でペンションを経営する川崎久志さん(55)は、四半世紀にわたり家族で通い詰めたこの地に2年前、鹿児島市から移り住んだ。

2021 4/3 6:00
熊本社会

城は勇壮、足元で消えゆく城下町 熊本地震5年

熊本地震で倒壊した町屋。倒壊を免れても、解体された町家も多いという(読者提供)(写真の一部を加工しています)=熊本市中央区新町

 2016年4月の熊本地震で被災した熊本城が、天守閣の復旧を終えて勇壮な姿を取り戻しつつある一方で、お膝元の新町・古町地区(熊本市中央区)は急速に城下町らしさが失われている。伝統的な木造住宅「町屋」は被災して解体され、地震前からほぼ半減。

2021 3/31 6:00
社会長崎

普賢岳復興の知恵、後世に「無人化施工」被災地で力

平成新山(溶岩ドーム、中央)の麓から有明海(手前)に注ぐ水無川流域を中心に95基の砂防施設が築かれた(2020年10月撮影、国交省雲仙復興事務所提供)

 長崎県の雲仙・普賢岳の噴火災害(1990年11月~96年6月)で被災した地域の国による復興と防災事業が31日、区切りを迎える。大規模砂防施設などの整備を手掛けた国土交通省雲仙復興事務所(島原市)は同日付で閉所し、新たに置かれる国の現地事務所が施設の維持管理業務などを引き継ぐ。

2021 3/30 6:00
熊本社会

記録が備え 熊本の保健師、災害現場の経験共有

3月で定年退職する永野さん。熊本市には永野さんらが編集に携わった災害派遣の記録が保存されている。

 26年前の阪神大震災を皮切りに、新潟中越地震や東日本大震災の被災地に派遣され、熊本地震発生直後、被災者の見守り活動を指揮した保健師が3月末、定年を迎える。熊本市健康づくり推進課副課長の永野智子さん(60)。

2021 3/29 6:00
熊本社会

春待つ「晃桜」22本 熊本地震5年、心癒えぬ両親

亡くなった大和晃さんを思い、植樹した22本の桜の成長を見守る両親。今春はまだ花は咲かず、若葉を広げつつある=27日、熊本県南阿蘇村

 熊本、大分両県で関連死を含め276人が犠牲となった2016年4月の熊本地震で、車ごと土砂にのまれ亡くなった熊本県阿蘇市の大学生大和晃(ひかる)さん=当時(22)=の両親は2年前の春、現場に近い南阿蘇村立野地区の高台に桜の苗木を植えた。晃さんが生きた年の数と同じ22本。

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