親と暮らせない子どもたち
連載

「親と暮らせない子どもたち」

虐待や貧困などさまざまな理由で親と暮らせない子どもたちがいる。傷ついた心と体をどう抱きしめ、育てるか。傷つけた親の心も―。目を凝らし、耳を澄ませば、私たち社会にできることが見えてくる。

2021 4/9 17:30
くらし

「愛される経験」が優しさ育む 心に傷負う女児との約束とは

朝、同じ家で暮らす小さい子の髪を結う高校生。「今日は特別にかわいくしてね」。この日は退職する職員を送る「ありがとうの会」だった=3月、光の園 ※2人はいずれもサキちゃんではありません

 園長室の机の引き出しには小学生のサキちゃん=仮名=が書いた1枚のメモ紙が大事にしまってある。「明るい、優しい笑顔で近づいていく」。

2021 4/2 17:32
くらし

「もう暴力は嫌」たどり着いた居場所は 21歳の今

施設を転々としながら育ったコータ。今は大学の授業とアルバイトに追われる日々だ(写真の一部を加工しています)

 4畳の個室に机と椅子だけ。壁には殴った跡のような穴がいくつも開いている。

2021 4/2 17:31
くらし

施設から家庭へ…変革期の養護制度、課題は多く

九州各県と政令市の里親委託率

 児童虐待など子どもを巡る問題が深刻化する中、親と暮らせない子どもを公的な責任で育てる社会的養護は今、変革期にある。国は子どもが特定の大人と家族的な関係性を築きながら育つことを重視し、これまで主流だった施設養護から、里親やファミリーホームによる「家庭養育」優先へと舵を切った。

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