つなぐ~胎内被爆者の74年
連載

「つなぐ~胎内被爆者の74年」

2019 8/5 15:05
長崎社会

「最後の被爆者」決意 姉が見たナガサキ語る つなぐ~胎内被爆者の74年(1)

姉の体験記を何度も読み返す陸門良輔さん。壁を埋める黒本は「あの日」の惨状を伝える=7月21日、長崎市の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館

 黒表紙の分厚い本には、74年前の8月9日、15歳の女学生が脳裏に刻んだナガサキでの凄惨(せいさん)な体験が記されていた。被爆者の陸門(むつかど)良輔さん(73)=長崎市=は7月下旬、651文字でつづられた女学生の「あの日」を初めて読み、目頭を拭った。

2019 8/5 15:02
長崎社会

体験なくても伝える つなぐ~胎内被爆者の74年(2)

被爆者が一時埋葬された場所にある慰霊碑の前に立つ亀井広道さん=7月22日、長崎県時津町

 爆心地から約6キロ北にある真宗大谷派萬行寺=長崎県時津町=は74年前の夏、臨時の救護所となった。「せめて仏さんの前で死なせてあげよう」。

2019 8/5 15:01
長崎社会

誕生前刻まれた不安 原爆小頭症 つなぐ~胎内被爆者の74年(3)

爆心地から3・2キロで被爆した事実を記載する被爆者健康手帳を手にする岳野カズヱさん。被爆から2週間で出産を迎えた=7月22日、長崎県西海市

 被爆直後のナガサキの街は「70年は草木も生えない」と言われた。被爆した妊婦からは「肢体の不自由な子が生まれる」-。

2019 8/5 15:00
長崎社会

核廃絶の誓い 次代へ つなぐ~胎内被爆者の74年(4)

原爆投下直後のナガサキの写真を示しながら、被爆の実相を訴える宇田茂樹さん=7月27日、岐阜県大垣市

 爆心地の北東500メートル、「東洋一の大聖堂」を誇った長崎市の浦上天主堂も一瞬で崩壊した-。岐阜県大垣市で7月27日にあった平和を考える集いで、長崎原爆の胎内被爆者、宇田茂樹さん(73)=同県垂井町=は親子連れら約50人を前に、パネルを使いながら丁寧にきのこ雲の下の惨状を語った。

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