ここで生きる
連載

「ここで生きる」(3ページ目)

人口減少社会と向き合い、九州再生のあり方を掘り下げます。各地で格闘している方々と連携する「ここで生きるネット」を新設、地域活性化への模索を展開する。

2018 3/20 6:00
社会

8カ月半ぶり古里・上宮町へ 全壊した自宅修理の藤井さん 日田市 地区外避難8戸で初めて

藤井安之さん(奥右)方へ引っ越し荷物を運ぶボランティアの人たち

 昨年7月の九州豪雨で自宅が全壊した日田市大鶴地区上宮町の藤井安之さん(78)は18日、自宅の修理を終えて約8カ月半ぶりに古里での生活に戻った。同町自治会によると、豪雨後町内8戸が地区外に出て「みなし仮設」などで暮らしているが、町に戻ったのは藤井さんが初めて。

2018 3/17 6:00
社会

被災の米で酒造り 日田・井上酒造 昔ながらの「槽搾り」

「槽搾り」による酒造りをする蔵人たち。左の「槽」にもろみを入れた酒袋を重ねていく

 日田市大鶴地区の老舗蔵元「井上酒造」の仕込み蔵で、「槽(ふね)搾り」と呼ばれる昔ながらの製法による酒造りが公開された。使用したのは、昨年の九州豪雨による被害を乗り越えて育った酒米。

2018 3/14 6:00
社会

日田市が被災林業者に補助へ 機械購入や修繕費

 日田市は、昨年の九州豪雨で被災した林業者を対象に、作業用機械の購入費や修繕費の一部を補助することを決めた。開会中の定例市議会に提案した本年度一般会計補正予算案に補助金400万円を盛り込んだ。

2018 3/2 6:00
社会

4団体に支援金配分 ボランティアも募集 日田市

 日田市は、九州豪雨の災害義援金等配分委員会を開き、市内でボランティア活動をする四つの団体に、災害支援金を配分することを決めた。3月から7月末までの活動にかかる経費の一部として最大計325万円を配分する。

2018 3/2 6:00
社会

グラビアアイドルから転身した「移住芸人」奔走 特技は解体ショー 鹿児島県鹿屋市で協力隊員に

「かのやカンパチ」を三枚におろす半田あかりさん=福岡市博多区

 大手芸能事務所に所属する大阪市出身のお笑い芸人、半田あかりさん(33)が、鹿児島県鹿屋市の地域おこし協力隊として市のPRに奔走している。縁もゆかりもない鹿屋市に移住し、テレビに出演したり、全国のイベントを回ったりして農水産品を売り込んでいる。

2018 2/25 6:00
社会

「ミュージシャン」 「黒糖焼酎の杜氏」 二足のハイヒール全力 奄美の西平せれなさん(30) 「島文化発展させる」

ミュージシャンとしての顔を持つ西平さん(中央)=昨年5月、東京

 鹿児島県・奄美大島に、酒造りと音楽活動という異なる職業を兼ねる女性がいる。同県奄美市の西平せれなさん(30)。

2018 2/21 6:00
社会

被災体験や防災課題語る 大鶴地区で「ツルトーク」 風化防ぎ、災害に強い地域へ

「ツルトーク」で意見を交わす大鶴地区の住民たち。今年の梅雨を迎える不安などが語られた

 九州豪雨で被災した日田市大鶴地区の大鶴公民館で、豪雨当日の状況や今年の梅雨時季への備えなどを住民らが語り合う会合「ツルトーク」があった。住民たちは今も抱える不安や当時の避難の反省点などを話し合って課題を共有した。

2018 2/17 6:28
社会

シイタケの駒打ち体験 日田市 豪雨被災の小野小児童

原木にシイタケの種駒を打ち込む小野小の児童

 県特産のシイタケのおいしさを、子どもたちに知ってもらい消費拡大を図ろうと、日田市の戸山中で教室を間借りしている小野小の全児童31人がシイタケの駒打ち体験をした。 「日田しいたけ生産協議会」が企画し、市内の小学生を対象に毎年実施している。

2018 2/16 6:00
社会

バスやタクシーで宅配 宮崎県が「貨客混載」実証事業 人手不足解消地域の足確保へ

 宮崎県は2018年度、路線バスやタクシーが乗客と荷物を一緒に運ぶ「貨客混載」で、過疎地の住宅に荷物を届ける実証事業を始める。国が昨年9月、タクシーも荷物を運べるようにした規制緩和を活用する。

2018 2/12 6:22
社会

復興誓う厳寒の麦踏み 日田市夜明地区 住民ら250人参加 「災害に負けぬ」心一つに

稲わらを梱包したビニールへの寄せ書きには、災害からの復興に向けた力強い言葉が並んだ

 九州豪雨で被災した日田市夜明地区にある夜明交流センター近くの畑で11日、「第2回大肥郷麦踏み交流フェスタ」があった。時折雪が舞う厳しい寒さの中、同市大鶴、夜明両地区の住民ら約250人が参加、踏まれてこそよく育つ麦に、復興へ歩む被災地の姿を重ね、丁寧に作業した。

2018 2/7 6:00
社会

避難所で活用できる机考案 日田林工生が最優秀 工業クラブ研究発表

日田林工高で発表する建築土木科の生徒たち

 工業系学科がある県内の高校の生徒による「第24回工業クラブ生徒研究成果発表大会」(1月、大分市)で、日田市の日田林工高建築土木科の3年生3人が最優秀賞に選ばれた。テーマは、昨年の九州豪雨を踏まえた「防災」。

2018 2/6 6:00
社会

被災者の心に寄り添う 支援組織が見守り活動 孤独死防ぎ生活再建後押し

公営住宅を訪問し梅原さん家族と談笑する松永鎌矢さん(中央)

 九州豪雨で被災した日田市で、ボランティア団体などでつくる復興支援組織「ひちくボランティアセンター」(同市)が、地域おこし協力隊員らと協力して、みなし仮設や公営住宅などで生活する被災者の見守り活動を続けている。豪雨から5日で7カ月。

2018 1/28 6:00
社会

タクシー、野菜も相乗り 鹿児島・さつま町 高齢農家の出荷代行 過疎地域の足も確保

「やさいタクシー」の運転手にニンジンやジャガイモを詰めたバッグを渡す湯田さん(右)=24日、鹿児島県さつま町

 乗り合いタクシーに野菜も相乗り-。鹿児島県さつま町は交通弱者対策として運行する乗り合いタクシーで農家の野菜を直売所に出荷代行する「やさいタクシー」の試験運行を始めた。

2018 1/27 6:00
社会

市営住宅建設を保留 日田市が小野、大鶴地区で意見交換 被災者「安全確認優先を」

日田市小野地区で開かれた意見交換会

 九州豪雨被災者向けの市営住宅建設を検討している日田市は24、25の両日、小野、大鶴両地区で被災者らと2回目の意見交換会を開いた。市営住宅の入居希望が両地区で計9世帯(重複回答含む)にとどまったアンケート結果などを報告したが、入居の判断材料の提示や潜在的なニーズの掘り起こしなど、さらに丁寧な対応を重ねる必要があるとして建設可否の判断は保留した。

2018 1/26 11:35
社会

「ここで生きるネット」発 連載「復活可能性都市へ」を読んで

熊本県山都町水増(みずまさり)集落の寄り合いは、地域の将来についての話が尽きない

 ◆将来世代の古里に 住民の結束と創意工夫で、「消滅可能性都市」からの脱却を目指す九州の地域や集落は多い。住民たちの取り組みを見つめた連載企画「復活可能性都市へ ここで生きる」について、各地で活性化や再生の問題と向き合う「ここで生きるネット」のメンバーが感想、意見、注文を寄せた。

2018 1/12 7:18
社会

【復活可能性都市へ】(5)元協力隊、地域に新風

川辺川に架かる橋に立つ村議の黒川麻里子さん=熊本県五木村

 五木の子守唄の里、熊本県五木村の地域おこし協力隊員だった黒川麻里子(36)の襟には今、議員バッジが光る。 盛岡市出身で、東京のIT企業で働いていた時に東日本大震災が起き、人生観が変わった。

2018 1/12 7:14
社会

【復活可能性都市へ】(4)小学校再開、島に元気

請島・池地小の音楽の授業で、校歌を歌う三ノ京楓花さん(右)と野崎凰さん=鹿児島県瀬戸内町

 人口約90人の離島に、希望の波が寄せている。 奄美群島南部の小さな島の一つ、請島(うけじま)(鹿児島県瀬戸内町)。

2018 1/12 7:12
社会

【復活可能性都市へ】(3)外から風、歯車を回す

古民家をリノベーションした宿で、飫肥地区の可能性を語る徳永煌季さん=宮崎県日南市

 武家屋敷や商家といった旧城下町のたたずまいが残る宮崎県日南市飫肥(おび)地区で、古民家2軒が昨春、宿に生まれ変わった。 「和風の雰囲気がいい」。

2018 1/12 7:05
社会

【復活可能性都市へ】(2)ドローンに託す希望

番匠商工会の買い物支援事業は、専用車両で宇目地域の集落を回り、高齢者の生活を支えている=大分県佐伯市

 青空をバックに、祖母・傾の山々が間近に迫ってくる。米田二枝(つぎえ)(87)が暮らす大分県佐伯市宇目(旧宇目町)の木浦鉱山地区は、スズなどをかつて産出した山深い集落だ。

2018 1/12 7:02
社会

【復活可能性都市へ】(1)再生の光で起業探る 共有原野と互助を力に

太陽光パネルが一面を埋める共有原野。荒木和久さん(右)ら水増集落の住民たちで設置を決めた=熊本県山都町

 奥深い山里に、近代的な「鏡の山」が突如現れる。 九州のへそに当たる熊本県山都町。

PR

PR

注目のテーマ