進まぬ核軍縮~米国からの報告~
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「進まぬ核軍縮~米国からの報告~」

「核兵器なき時代」を世界に訴えたオバマ米大統領は2009年にノーベル平和賞を受賞、二大核保有国の米ロは核軍縮に動きだしたが、その歩みは遅い。米国から見た、進まぬ核軍縮の断面を報告する。

2014 3/31 12:09
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進まぬ核軍縮~米国からの報告(下) 【暗礁】CTBT 見えぬ道筋

オバマ政権の下での米上院のCTBT批准の可能性は「日に日に低くなってきている」と語る米軍備管理協会のダリル・キンボール会長=米ワシントン

 「『67票を取る旅』は、最初の一歩を踏み出さなければ始まらない」 昨年11月、米首都ワシントン。有力シンクタンク・米軍備管理協会のダリル・キンボール会長は、包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准問題を担当する政府高官らとの非公式会合で、強く行動を促した。

2014 3/31 12:09
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進まぬ核軍縮~米国からの報告(中) 【逆行】軍需産業が研究担う

米連邦議会は2014会計年度予算で、国家核安全保障局が提出した核兵器関連予算の増額を認めた=米ワシントンの連邦議会議事堂

 「これは米国がまだ2万5千発の核兵器を保有し、予算規模が最高水準だった1985年に匹敵する」 昨年4月、2014会計年度の予算審議が行われた米上院歳出小委員会の公聴会。委員長のダイアン・ファインスタイン氏(民主党)はこう指摘し、核弾頭の開発や管理を所管するエネルギー省・国家核安全保障局(NNSA)が核兵器関連予算として約82億ドル(約8200億円)を要求していることを強く非難した。

2014 3/31 12:09
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進まぬ核軍縮~米国からの報告(上) 【希薄】高まらぬ廃絶の機運

キースさん宅の核シェルター。8畳ほどの広さで手動換気扇やトイレも設置されている=米メリーランド州ベセスダ

 1954年3月、米国は核実験で水爆の実用化に成功、旧ソ連との核軍拡競争を加速させた。あれから60年。

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