まとめ

「平野啓一郎」

「平野啓一郎」に関するこれまで扱われたニュース一覧を最新順に掲載しています。

2020 11/30 11:00
社説・コラム

【日本学術会議問題】 平野啓一郎さん

平野 啓一郎(ひらの・けいいちろう)さん=作家

 日本学術会議会員の任命拒否問題は、日本という「法の支配」下の国にあって、総理大臣が、就任早々、公然と法律に違反し、その後も違法状態が続いている、という前代未聞の出来事である。 既に670もの学術団体が抗議し、野党が批判し、法律の専門家らが問題を指摘している通り、日本学術会議法は、総理が、学術会議の「推薦に基づいて」、その会員の任命を行うことを定めている。

2020 9/28 11:00
社説・コラム

【ウィズ・コロナと住環境】 平野啓一郎さん

平野 啓一郎(ひらの・けいいちろう)さん=作家

 「ウィズ・コロナ」、「アフター・コロナ」という言葉には批判もあるが、流行の終息はまだ見込めず、将来の別のウイルスの出現をも考えるなら、ともかくも、この状況への適応が求められている。 その一つは、住環境の意識変化だろう。

2020 8/3 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第318回 第九章 本心

画・菅実花

 僕はただ、そのことを聞いてもらいたくて、ティリに話した。コンビニ動画のお陰(かげ)で集まった投げ銭も、進学のための学費に充てるつもりだった。

2020 8/2 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第317回 第九章 本心

画・菅実花

「すごいですね。……朔也(さくや)さんが書いてくれたんですか。

2020 8/1 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第316回 第九章 本心

画・菅実花

「いいお店ですね。「いいえ、初めてです。

2020 7/31 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第315回 第九章 本心

画・菅実花

「俺は、今でもおかしいと思ってるよ、今の世の中。」と、また岸谷の言葉が過(よぎ)った。

2020 7/30 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第314回 第九章 本心

画・菅実花

 初めてイフィーと会った日、彼のリアル・アバターとして散歩に来たのも、この日比谷公園だった。 イフィーも僕も、あの頃は、孤独だった。

2020 7/29 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第313回 第九章 本心

画・菅実花

 到着が早すぎて、ティリの姿はまだなかった。 店員に予約名を伝えると、室内とテラス席とを選べると言われた。

2020 7/28 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第312回 第九章 本心

画・菅実花

 それでも、生きていていいのかと、時に厳(いか)めしく、時に親身なふりをして、絶えず僕たちに問いかけてくる、この社会の冷酷な仕打ちを、忘れたわけではなかった。それは、老境に差し掛かろうとしていた母の心を、幾度となく見舞ったのではなかったか。

2020 7/27 11:11
社説・コラム

【新しい技術と民主主義】 平野啓一郎さん

平野 啓一郎(ひらの・けいいちろう)さん=作家

 新型コロナウイルス対策で、一躍、世界の脚光を浴びた台湾のデジタル担当相オードリー・タンが、やはり今回、世界中で引っ張りだこだった歴史家のユヴァル・ノア・ハラリ(「サピエンス全史」、「ホモ・デウス」の著者)と交わした対談を読みながら、私は、深い憂鬱(ゆううつ)に襲われた。台湾が先進的な取り組みで注目されたことは知っていたが、改めてその一端を知り、日本の対応が、いかに時代錯誤で、低水準かを、痛感させられたからである。

2020 7/27 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第311回 第九章 本心

画・菅実花

 そして、彼は自分の犯行を反省しているのだろうかという疑問を抱いた。僕は彼が、最後には、倫理的な葛藤の末に、暗殺を思い止(とど)まったという一点に於(お)いて、友情を維持するつもりだった。

2020 7/26 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第310回 第九章 本心

画・菅実花

 僕は、本当に殺人の意思があったのかどうかを知りたかったが、係員が聞いているここで尋ねていいことなのか、と躊躇(ためら)った。「俺は、今でもおかしいと思ってるよ、今の世の中。

2020 7/25 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第309回 第九章 本心

画・菅実花

 拘置所は、巨大なロボットの昆虫のような、学校の校舎を更(さら)に威圧的にした風の、凡(およ)そ何に似ているとも形容し難い、気が滅入(めい)る建物だった。 僕は、事前に調べていた通り、面会所の向かいにある「差入店(さしいれてん)」で、菓子やパン、弁当などを買って、あとで届けてもうらうように依頼した。

2020 7/24 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第308回 第九章 本心

画・菅実花

 ワゴンの無人タクシーが迎えに来て、荷物を積み込み終えると、二人の間に、どちらが引き取るか、譲り合うような沈黙が生じた。「色々ありがとう、本当に。

2020 7/23 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第307回 第九章 本心

画・菅実花

 ――そのあとに起きたことが何だったのかは、今も曖昧なままだ。ともかく、それは一つの奇跡だった。

2020 7/22 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第306回 第九章 本心

画・菅実花

 僕は、母のいない自分の傍らを見つめた。そしてまた、止め処(ど)もなく溢(あふ)れ出す滝に目を遣(や)った。

2020 7/21 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第305回 第九章 本心

画・菅実花

 母なりに、人生と果敢に渡り合っていたのだった。実際に、母を追い詰めたのはこの社会だった。

2020 7/20 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第304回 第九章 本心

画・菅実花

 大抵の人間は、祖父母くらいまでは知っている。しかし、五代前の先祖も、二十代前の先祖も知らない。

2020 7/19 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第303回 第九章 本心

画・菅実花

 僕は、自分の出生について、膝を抱えながら考えた。そして、これまで味わったことがないような、深い孤独を感じた。

2020 7/18 5:00
文化

平野啓一郎 「本心」 連載第302回 第九章 本心

画・菅実花

 滝の音には、岩肌に反響する力強い響きがあった。それが、緑に濾過(ろか)されながら、青空に昇ってゆく。

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