絣で織りなす
連載

「絣で織りなす」

福岡県の筑後地域を代表する伝統工芸の久留米絣。その魅力と可能性を信じ、絣で地域のにぎわいを織りなそうとする人たちを訪ねた。

2021 11/27 6:00
福岡連載

伝承と挑戦が生み出す久留米絣の魅力 【記者ノート】

手織りの工房「藍生庵」の松枝崇弘さん。脈々と受け継がれてきた方法で綿糸を染める=久留米市田主丸町

 久留米絣(かすり)にとって、1877(明治10)年の西南戦争は一つの転機だった。取材した絣関係者から何度も「西南戦争で絣は全国に広まった」という言葉を聞いた。

2021 11/26 6:00
福岡連載

久留米に藍畑を再び…新たな産業にまで育て

藍畑の復活を目指し、久留米大の花壇に藍草を植える学生たち=久留米市御井町

 久留米市御井町の久留米大。秋空の下、キャンパスの片隅にある花壇で学生たちが汗をかきながら、ピンク色の花を付けた藍草を植えていた。

2021 11/25 6:00
福岡連載

「からくり儀右衛門」との縁感じ…久留米工大の学生と紡ぐ絣の新風

「トング巻き」の自動化を研究する久留米工業大の澁谷秀雄教授(奥)と学生たち=久留米市上津町

 久留米絣(かすり)の機械織りには、染色した緯(よこ)糸を「トング」と呼ばれる平板に巻き付ける工程がある。このトング巻きの段階で図柄を表すため、糸のずれを最小限にしなければならない。

2021 11/24 6:00
福岡連載

受け継いだ手織りの技術、工房を公開しながら「価値」伝えていく

山藍では、昔から受け継がれてきた道具を使って糸を巻いている。手前は山村文子さん=広川町長延

 パンッ、パンッ。藍がめに浸した糸の束を、地面にたたきつける音が聞こえる。

2021 11/23 6:00
福岡連載

織元の思い発信、展示会の手伝い…経験生かし久留米絣を支えたい

広川町の織元を紹介する地図を作った綿貫亜希さん(左)と冨永絵美さん

 「日常生活の中で受け継がれてきた久留米絣(かすり)を、博物館で飾るだけのミュージアムピースにするのはもったいない」。福岡県広川町の地域おこし協力隊員、冨永絵美さんは静かに語る。

2021 11/22 6:00
福岡連載

人材とアイデアつなぐ拠点づくりの仕掛け人、目指すのは「移才」

京都・西陣絣の職人を「Kibiru」に招いて行った座談会。業界の現状を語り合った=広川町久泉

 経(たて)糸と緯(よこ)糸で自由に模様や絵柄を織りなす久留米絣(かすり)のように、多彩な人材を有機的に結び付ける場所が福岡県広川町にある。町が2017年に開設した、ものづくり拠点施設「Kibiru」(きびる)だ。

2021 11/21 6:00
福岡連載

機械織りの久留米絣、頼みの外国人材も1人きり【動画】

坂田織物では、ベトナム人技能実習生が動力織機を使い、久留米絣を織っている=広川町長延

 古びた機械式の織機が跳ねるように動き、藍や赤など色とりどりの布を生み出していく。カシャ、カシャ、カシャ。

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  • 2022年1月12日(水) 〜 2022年1月24日(月)
  • 福岡三越9階岩田屋三越美術画廊

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