小鴨由水さんの聞き書き「人生走快」
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「小鴨由水さんの聞き書き「人生走快」」

1992年のバルセロナ五輪女子マラソン日本代表、小鴨由水さんによる聞き書き。山あり谷ありの人生を爽快に駆け抜ける小鴨さんの生き方お伝えします。

2018 6/25 14:30
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<70完>しなやかに走り続け

大濠公園で「ありがとうございました」と手を振る小鴨さん

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 私のホームコース、大濠公園。緑があり、水辺があり、こんな快適なランニングコースが都心にあるなんて、福岡市民は恵まれていますね。

2018 6/23 14:30
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<69>保険会社の正社員に

富国生命の営業所で、顧客と電話でやりとりする小鴨さん

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 2014年2月、私はかけがえのないパートナー、松永光司(こうじ)さんを亡くしました。彼の死に加えて悔やまれたのが、12年に離婚した際、彼の生命・医療保険を解約していたことでした。

2018 6/22 14:30
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<68>最愛の「パパ」と別れ

次男壮司君の運動会に駆け付けた松永光司さん(左)。子煩悩なパパだったという

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 2014年2月21日夜、私と長男の悦司(えつじ)、次男の壮司(たけし)は、久留米大病院の集中治療室(ICU)で、元夫の松永光司(こうじ)さんと面会を果たしました。24時間の大手術を終えた光司さんは医療機器につながれ、目は開いたまま。

2018 6/21 14:30
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<67>血の気が引く電話が

離婚する直前、次男の松永壮司君の入学式にそろって出席した小鴨さん(右)と光司さん

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 2012年5月。子どもたちに明かせないまま離婚を決めた私たち夫婦は、夫が1人で住む物件の下見に行く途中で、小学校から下校中の長男と次男に出くわしました。

2018 6/20 14:30
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<66>擦れ違いから離婚へ

長男の七五三で記念写真に納まった小鴨さん一家。この頃はまだ夫婦関係も順調だった

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん ここまで延ばし延ばしにしてきましたが、聞き書きを始める際に「人生をありのままに話します」と言った以上、触れないわけにはいきませんね。話は2012年5月にさかのぼります。

2018 6/19 14:30
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<65>有森さんから贈り物

2011年大阪国際女子マラソンのパーティーで再会した小鴨さん(右)と有森裕子さん

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 昨年12月26日、ちょうど私の誕生日に、懐かしい方から宅配便が届きました。差出人は有森裕子さん。

2018 6/18 17:19
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<64>指導者はつらいよ…

記録会に臨む駅伝部員を見詰める小鴨さん(手前)

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 私の聞き書きにはこれまで、いろんなタイプの指導者が登場してきましたね。熱血タイプが、中学時代の荻野卓(たかし)先生と、ダイハツの鈴木従道(つぐみち)監督。

2018 6/16 14:30
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<63>大切な「福岡」「小郡」

昨年の福岡マラソンのフィニッシュ地点で、共に完走した「かものこクラブ」の男性と笑顔を見せる小鴨さん(左)

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 私は国内各地のいろんな大会にゲストランナーとして招かれますが、中でも特に大切にしている大会が二つあります。「福岡マラソン」と「福岡小郡ハーフマラソン大会」。

2018 6/15 14:30
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<62>障害児に教えられて

リレーマラソンで万歳してゴールする「かものこクラブ」の一行

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 2013年の「海の中道海浜公園リレーマラソン」に、私が教える「かものこクラブ」が出場しました。10人の知的障害児・者がたすきをつなぎ、42・195キロを走りきるのです。

2018 6/14 14:30
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<61>かものこクラブ 創設

5キロレースで「かものこクラブ」の知的障害児の伴走をする小鴨さん(左)

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 私が道下美里さんの伴走をしていた2010年度、福岡市立障がい者スポーツセンターがある試みに乗り出しました。知的障害児向けのランニング教室。

2018 6/13 14:30
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<60>「きずな」につながれ

筑後川マラソンで10キロを完走し、仲間と記念撮影する小鴨さん(後列右)と道下美里さん(前列右)

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 私は2010年、視覚障害がある女性ランナー、道下美里さんの伴走者になりました。一緒に練習を重ねるにつれ、伴走の奥深さが分かってきました。

2018 6/12 14:30
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<59>道下さんの伴走者に

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 「目が見えない私の伴走をしてくださる方を探しているんですが…」。2010年、福岡市立障がい者スポーツセンターに一本の電話がかかってきました。

2018 6/9 14:30
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<58>腰高フォームが理想

大濠公園でランニングの実演をする小鴨さん。背筋がしっかり伸び、腕が前後均等に振れている

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 私は2010年、西日本短大健康スポーツコミュニケーション学科の非常勤講師となりました。きょうは前回の続きで、ランニングの仕方の講義をします。

2018 6/8 14:30
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<57>体動かす楽しさ伝え

大濠公園で、西日本短大の学生と笑顔でウオーキングをする小鴨さん(右)

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 私が2010年に非常勤講師に就任した西日本短大は、ヤフオクドームや大濠公園に近い福岡市中央区福浜にあります。健康スポーツコミュニケーション学科の学生にウオーキングやランニングを教えるには、絶好の環境でした。

2018 6/7 14:30
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<56>依頼受け短大講師に

約30キロを踏破する西日本短大の課外活動に参加した学生や関係者。最前列右から2人目が小鴨さん

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 2010年のこと。私の父親の立郎(りつろう)に、大阪府立大農学部時代の同級生から、こんな電話がありました。

2018 6/6 14:30
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<55>17年ぶり「ガチ」勝負

北海道マラソンに遠征したファーストドリームの関係者や家族。小鴨さんは次男を抱いている

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 2009年1月25日。37歳の私は、マラソンで3時間切りを目指す女性チーム「ファーストドリーム」の一員として、大阪国際女子マラソンに臨みます。

2018 6/5 14:30
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<54>夢を追いチーム結成

結成された「ファーストドリーム」。前列左から2人目が小鴨さん

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 次男を出産後の2007年秋、吉冨博子さんという格好の練習パートナーを得た私は、岩田屋時代の恩師、重松森雄監督の指導を受けながら、本格的に陸上の練習を再開しました。 ただ、長男の妊娠から8年近いブランクがあります。

2018 6/4 14:30
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<53>12歳下のパートナー

練習パートナーとなった小鴨さん(左)と吉冨博子さん

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん ママさんランナーとしての復活を夢見始めた私。2006年10月、自宅近くの福岡大のグラウンドに練習に行ったら、懐かしい方に会いました。

2018 6/2 14:30
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<52>産後2カ月で10キロ走

まだ首の据わらない次男を抱く小鴨さん。顔つきはほっそりしている

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 2006年、次男の松永壮司(たけし)を出産してから2カ月後の3月26日、私はゲストランナーとして、「小郡ロードレース大会」(現福岡小郡ハーフマラソン大会)に出場することになりました。オファーを頂いた時は既に妊娠中でしたが、先方から「来てくださるだけでいいですよ」と言われ、OKしていたのです。

2018 6/1 14:30
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<51>次男出産で死ぬ思い

次男を出産した直後、家族と記念撮影する小鴨さん(手前)。この後、大量出血で輸血する騒ぎになる

●バルセロナ五輪女子マラソン日本代表 小鴨 由水さん 2006年のお正月。34歳の私のおなかには、2人目の命が宿っていました。

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