傾聴記
連載

「傾聴記」

福祉の現場の声に耳を傾ける編集委員コラム。

2020 10/22 18:00
くらし

コロナ禍を逆手に…介護業界の魅力、動画配信でPR

福岡福祉向上委員会が主催したオンラインセッション

 介護や福祉の仕事の魅力を一丸となって発信しようと、福岡県内の関係団体が年1回、実施しているイベント「ふくおかカイゴつながるプロジェクト」。今年はコロナ禍もあり、今月10日にオンラインで開催された。

2020 10/15 17:30
くらし

「寝る間もない」障害児の子育て 家族写真残したい…思いを支援

「muikku」の代表、上原藍さん(上から2人目)とボランティアたち=メンバーでアマチュアカメラマンの西山宏さん撮影

 重い障害児を育てる親は、わが子をカメラに収める余裕もなくなりがち。思い出を形に残す手助けをしようと、北九州市の社会福祉士、上原藍さん(38)が家族写真を撮影するボランティア団体を立ち上げた。

2020 10/8 17:30
くらし

障害ある人に出張ライブ、元教員の思い 11月に野外音楽祭

障害者施設のイベントで、参加者と手をつないで歌う浅野多佳子さん(左)=2018年、提供写真

 外出機会が少ない障害のある人の自宅や施設、病院を訪れ、社会人音楽バンドの生演奏を披露しているNPO法人「カラフル・パレット」(福岡市東区)が11月、福岡県宗像市で「バリアフリー野外音楽祭」を開く。法人の理事長でボーカルの浅野多佳子さん(57)は同県立特別支援学校の元教員。

2020 10/1 19:00
医療・健康

家族や施設では支えきれず…「強度行動障害」医療が果たすべき役割は

強度行動障害がある人の治療や支援の現状について語る會田千重さん=9月13日、福岡市の「あいあいセンター」

 自傷行為や身近な人への他害なども見られる強度行動障害。家族や施設だけでは支えきれず、長期間、精神科病院に入院する人も少なくない。

2020 9/17 14:38
くらし

寝たきりの息子、避難どうすれば…家族のSOSに地域が動いた

万が一の避難時に備え、地域で態勢づくりに取り組む関係者たち。右から中島明男さん、内田瑞年さん、まゆみさん、諒さん、宮原明香さん、副島裕美さん=9日、福岡県筑後市

 人工呼吸器を使うなど医療的なケアが必要な子どもの避難対策を、地域ぐるみで進める集落が福岡県筑後市にある。予測が難しい地震などの災害ではやはり、身近に住む人の助けが頼りだからだ。

2020 9/10 15:57
くらし

官民で医ケア児の支援 珍しい手法の狙いと手応え、キーマンに聞く

北九州市地域医療課長 青木穂高さん

 本欄では2回にわたり、医療的ケア(医ケア)が必要な子どもや家族の支援に官民で乗り出した「北九州地域医療的ケア児支援協議会」の取り組みを紹介した。協議会の「裏方」として事務局を務めるキーマンの一人、北九州市地域医療課長の青木穂高さん(36)に狙いや手応え、課題を聞いた。

2020 9/3 15:38
くらし

「家族自身で守るしか…」医ケア児、求められる“最低限の避難先”

災害時も見据え、夜の移動体験に参加した桝田悠葵さん一家。5歳の長男の様子を見ながら、ケアの手順などを確認した=8月30日午後7時すぎ、北九州市の「到津の森公園」

 災害時の避難対策を皮切りに、医療的ケア(医ケア)が必要な子どもや家族の支援に官民で乗り出した「北九州地域医療的ケア児支援協議会」。協力する医療や福祉の施設、事業所などでつくる「ネットワーク連絡会」とともに、新たな共助の形を模索している。

2020 8/27 14:58
くらし

医ケア児の避難、「顔の見える関係」に活路 北九州の挑戦

医療的ケア児や家族の重層的な支援に向け、毎回、医療や福祉、行政関係者ら100人を超す参加者が集まるネットワーク連絡会=2月、北九州市戸畑区

 日常的に人工呼吸器を使うなど、在宅の医療的ケア(医ケア)が必要な子どもや家族の支援を巡り、まず災害時の避難態勢を構築しようと、北九州市が本腰を入れている。医療や福祉、行政関係者など多職種が連携し、当事者を個別に調査して暮らしぶりやニーズを把握。

2020 8/20 12:52
くらし

自傷行為や他害…強度行動障害、支援のポイントは 専門家に聞く

自閉症など発達障害のある児童・生徒への教育的支援を研究してきた納富恵子さん

 自傷行為や他害などを起こす強度行動障害。もともと自閉症や重い知的障害がある人に多く、早期に適切な支援や配慮を受ければ予防できるとされ、学校現場でもノウハウが蓄積されている。

2020 8/6 15:31
くらし

息子が書いた「ありがとう」に涙…障害ある子、親が気づいた可能性

イメージ(写真と記事本文は直接関係ありません)

 強度行動障害など、重い障害のある人の暮らしが見えにくいからこそ、家族が孤立してきた現実がある。「親亡き後」も何とか地域で安心して生活できるように-。

2020 7/30 15:55
くらし

他害は「困った」時のサイン 強度行動障害、受け入れ事業者は増えず

イメージ(写真と記事本文は直接関係ありません)

 強度行動障害がある北古賀弘紀さん(28)は福岡市の生活介護事業所「おおほり苑」に約10年前から通うようになり、暮らしが落ち着いてきたという。この通所施設では、どんな支援が行われているのだろう。

2020 7/23 14:41
くらし

「目を離せない」物を壊し親に手上げ…強度行動障害、疲弊する家族

イメージ(写真と記事本文は直接関係ありません)

 急に飛び出して命の危険がある、物を破壊する、人を傷つける-。こうした行為が頻繁に表れる「強度行動障害」。

2020 7/16 14:24
くらし

起きたら床上5センチ…豪雨が聞こえぬ恐怖 聴覚障害者、募る不安

数日前にあふれた自宅裏の側溝を見つめる池田俊之さん=11日、福岡県久留米市田主丸町

 頻発する豪雨災害に、聴覚障害のある人たちが不安を募らせている。聞こえないため夜中の集中豪雨に気づきにくいほか、配慮が行き届いた避難所は少なく、コミュニケーションを仲立ちする手話通訳の確保も難しい。

2020 7/9 16:47
くらし

障害者の演劇、裏方を育てる 「表現の場」を下支え3年

ワークショップで受講者らと体を動かす長津結一郎さん(左端)、里村歩さん(中央)、森裕生さん(中央下)=提供写真

 障害のある人の演劇など文化芸術活動が広がるなか、九州大大学院芸術工学研究院の付属機関「ソーシャルアートラボ」=福岡市=が、こうした舞台づくりの裏方となる「担い手」を育成する講座を開いている。実際に多様な人たちによる公演を続ける地元のNPO法人などと協働し、制作の過程を体感しながら、障壁のない活動環境のあり方やノウハウを学んでもらう試みで、今年で3年目。

2020 6/25 16:02
くらし医療・健康

“痛みなく履ける靴”届けたい 「誰が」より「質」問うべきでは

患者の靴型装具づくりに携わってきた大牟田市立病院前形成外科部長の春日麗さん。普段履く靴でも足の健康を意識するよう伝える

 足の病気や障害がある人などが作る靴型装具。不正請求事例を機に2018年、厚生労働省は義肢装具士が作製にかかわったもの以外、公費での助成を認めない方針を厳格化した。

2020 6/18 13:50
くらし医療・健康

なぜ除外?「靴型装具」の公的助成 国が要件“厳格化”、作製者困惑

12年にわたり、靴型装具を手掛けてきた田中隆基さん=10日、福岡県大牟田市の「足と靴の相談室 ぐーぱ」

 「痛みなく履ける靴」を安価で提供できなくなり、困っています-。病気や障害など足にトラブルを抱えている人が使う「靴型装具」を、長年、産学で培った技術をもとに作製してきた福岡県大牟田市のNPO法人の理事、田中隆基さん(68)から取材依頼が届いた。

2020 6/11 15:32
くらし福岡医療・健康

どこに逃げれば…災害弱者、困難な避難先探し 不安大きく

約10年前に購入した自家発電機に手を置く母。長男は日常的に人工呼吸器などを使っており「たくさんの医療機器や荷物を抱えて避難することは考えられない」=5日、福岡県太宰府市

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日常的に支援が必要な高齢者や重い障害者など災害弱者の避難先の確保が一層、難しくなっている。感染すれば重症化するリスクが高い人が少なくなく、もともと数が十分ではない福祉避難所での受け入れ自体も厳しい。

2020 5/28 14:15
くらし

特別支援学校もオンライン授業 「仕掛け人」に聞く可能性

体育館でオンライン授業を行った教員たち。授業者をウェブカメラで映し、その映像と音声をパソコンから配信したほか、隣には音響の調整やBGMを担当する職員も置いた(提供写真)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、注目が高まった情報通信技術(ICT)を活用するオンライン授業。肢体の不自由な児童生徒が通う福岡市立今津特別支援学校(西区)では4~5月、視聴する側もリアルタイムで発信できる「同時双方向型」の配信を行い、子どもたちを喜ばせた。

2020 5/21 14:06
くらし

「#介護もがんばる」励ましの輪を 教え子を応援、コロナ禍で危機感

オンライン会議で気勢を上げる全国の養成校教職員や関係者たち=12日

 みんなで「#介護もがんばる」投稿を-。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、介護職を会員制交流サイト(SNS)で応援する運動を展開しようと、介護福祉士を養成する専門学校(養成校)の教職員らが全国規模のネットワークを結成した。

2020 5/14 13:30
くらし

脳性まひの息子と…車椅子で遺跡巡り125カ所 親子15年の思い出

石室模型の前で、笑顔でカメラに納まる吉田健一さん(仙道古墳)

 車椅子でも、遺跡巡りできた-。福岡市南区の吉田稔さん(64)が、重い障害のある息子の健一さん(31)と訪れた古墳を紹介する著書「車椅子ケンイチの福岡近郊古墳案内」(海鳥社)を自費出版した。

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